ペガサス号

ペガサス号の概要

ペガサス号は、福岡県福岡市および北九州市と岡山県倉敷市・岡山市を結ぶ高速バスサービスです。このバスは全便が座席指定制となっており、利用者は事前に予約を行う必要があります。以前は昼行便も運行されていましたが、現在は夜行便のみが運行されています。

運行会社と営業所

ペガサス号は、主に両備ホールディングス（両備バス）および下津井電鉄によって運行されています。両備バスは岡山営業所が担当しており、その運行形態は片道0.5往復とされています。下津井電鉄は本社営業所が担当し、同様に0.5往復の運行を行っています。また、福岡方面の予約発券業務は西日本鉄道が行っており、愛宕浜自動車営業所が運行支援業務に協力しています。過去には西日本鉄道が全便を運行していた時期もありました。

運行経路・停車停留所

ペガサス号の運行経路には、多数の停車停留所が設定されています。主な停車地点には以下が含まれます。

• - 博多バスターミナル
• - 西鉄天神高速バスターミナル
• - 天神北ランプ
• - 福岡IC
• - 八幡IC
• - 小倉駅前
• - 倉敷駅北口
• - 岡山駅西口

なお、福岡県内や岡山県内のみの利用はできず、双方向の利用が必要です。また、黒崎IC〈引野口〉では一旦高速道路を降り、一般路線バスの停留所での乗降が行われます。休憩所では、岡山行きがめかりPA、福岡行きが道口PAでの休憩を取ります。

運行回数

現在、ペガサス号は夜行便として1往復の運行が行われています。過去には昼行便もありましたが、2010年代からは夜行便のみに集中しています。

沿革

ペガサス号は1989年4月1日に運行を開始し、当初は昼行便と夜行便合わせて各1往復を提供していました。2010年には岡山駅前の乗り場が変更され、停車順序も見直されました。また、2014年には一部の停留所が廃止され、2015年には天満屋バスセンターでの停車もなくなりました。最近の変更では、2020年に博多バスターミナルが始発・終着地に変更され、2023年には西鉄便の運行が休止されています。

車内設備

ペガサス号は、快適な移動を提供するために様々な車内設備を揃えています。具体的には、3列独立のスリーピングシート、プライベートカーテン（窓側席のみ）、コンセント、化粧室、お茶やおしぼり、毛布、スリッパなどが用意されています。特に、下津井電鉄が運行する便では、下車時に乗務員からジュースのサービスを受けることができる特典もあります。

まとめ

ペガサス号は、福岡と岡山を結ぶ夜行型の高速バスとして、高い利便性を提供しています。快適な座席や充実した車内設備により、長時間の移動もストレスなく過ごすことができるでしょう。今後の運行の展開にも注目です。

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