ペ・スビン

ペ・スビン(本名:ユン・テウク)は、1976年12月9日生まれの韓国の俳優です。北京映画学校と大真大学校演劇映画科を卒業していますが、出身地は非公表となっています。2001年映画『クラブ バタフライ』でデビューし、そのキャリアをスタートさせました。

兵役を終えた後、20代半ばにウォン・カーウァイ監督の推薦により中国の北京映画学校で学ぶ機会を得ます。中国語を独学で習得し、北京で生活しながら2003年には中国CCTVのドラマ『記憶の証明』に出演しました。

中国での経験を経て帰国後、2006年には日本でも放送されたドラマ『朱蒙』に出演し、注目を集めます。その後、2008年の『風の絵師』、2009年の『天使の誘惑』、『華麗なる遺産』とSBS制作のドラマに立て続けに出演し、SBS演技大賞の部門賞を受賞するなど、その演技力が高く評価されました。

ペ・スビンは、幼少期に俳優を志していたわけではなく、演劇映画科以外の学校を卒業しています。しかし、その後の活躍から、演技に対する情熱と才能が開花したことが伺えます。

私生活では、2013年に8歳年下の女性と結婚し、2014年に長男、2017年に次男が誕生しましたが、2019年に離婚しています。俳優としての活動と並行して、父親としての顔も持っています。

出演作品



ペ・スビンの主な出演作品は以下の通りです。

ドラマ



記憶の証明(2003年、CCTV)
海神(2004年-2005年、KBS) - キム・ヤン役
男が愛するとき(2004年、KBS) - カン・ソクヒョン役
ファッション70's(2005年、SBS)(カメオ出演)
結婚しよう(2005年-2006年、MBC) - チョン・ジェジュン役
朱蒙(2006年-2007年、KBS) - 桂婁部の行主サヨン役
オークションハウス(2007年、MBC)(第12話) - パク・キヒョン役
傷だらけの女たち(2008年、MBC)
風の絵師(2008年、SBS) - 国王・正祖
天使の誘惑(2009年、SBS) - アン・ジェソン(シン・ヒョヌ)役
華麗なる遺産(2009年、SBS) - パク・ジュンセ役
トンイ(2010年、MBC) - 車天寿役
私の期限は49日(2011年、SBS) - カン・ミノ役
秘密(2013年、KBS) - アン・ドフン役
シークレット・ラブ(2014年、DRAMAcube) - キム・ヒョンジュン役
最高の結婚(2014年、TV朝鮮) - チョ・ウンチャ役
私の心きらきら(2015年、SBS) - チョン・ウンタク役
恋するジェネレーション(2015年、KBS) - キム・スリョン役
優しい魔女(2018年、SBS) - ポン・チョンデ役
神との約束(2018年-2019年、MBC) - キム・ジェウク役
優雅な友達(2020年、JTBC) - チョン・ジェフン役
恋慕(2021年、KBS)- チョン・ソクジョ役

映画



クラブ バタフライ(2001年
ガールフレンズ(2009年)
飛翔(2009年)
結婚式の後に(2009年)
グッバイ・マザー(2009年)
道〜白磁の人〜(2012年) - イ・チョンリム役
26年(2012年)
怖い話〜コンチ、パッチ〜(2012年)
メモリーズ 追憶の剣(2016年) - プンチョン役

受賞歴



2008年 SBS演技大賞 ニュースター賞(『風の絵師』)
2009年 SBS演技大賞 10大スター賞(『天使の誘惑』)
2010年 第5回アジアモデル賞授賞式 モデル特別賞/ニュースター賞

その他



2010年10月には、東京なかのZEROで日本初のファンミーティングを開催し、初来日を果たしました。この際、「日本は特別な思いがある国なので、このような機会を待っていた」とコメントしています。

ペ・スビンは、その演技力と個性的な魅力で、今後も多くの作品で活躍が期待される俳優です。

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