ホビらじ

『ホビらじ』の詳細

『ホビらじ』は、日本のPCゲーム『はぴねす!』の声優3人がパーソナリティを務めるインターネットラジオ番組です。2005年6月1日に配信が開始され、隔週水曜日にHOBiRECORDSのオフィシャルサイトで放送されました。その後、裏番組である『裏ホビらじ』も展開されましたが、2006年には大人の事情から休止に追い込まれ、実質的には第34回の放送が最後となりました。公式サイトも2007年1月に閉鎖されています。

パーソナリティ

『ホビらじ』のメインパーソナリティは、榊原ゆい、成瀬未亜、安玖深音の3人です。また、裏番組では榊原ともう1人のAPが登場しました。スポンサーはHOBiRECORDSが担当しています。

番組のスタート時には、配信形式としてOgg Vorbis版のテスト配信が行われていましたが、最初の放送前にはテンションが高すぎるとして、第0回目の収録が未公開となっています。リスナーからの楽曲リクエストは、HOBiRECORDSからリリースされた曲に限定されています。

音楽とテーマ

番組のオープニングテーマは「dreaming」で、榊原ゆいの作詞・作曲によって作られたものです。エンディングでは、この曲のスローテンポ版が使用されており、さまざまな企画が当初は考案されていましたが、番組終了のため実現しませんでした。オープニングテーマは後に榊原の3rdアルバム『princess』に収録されています。

コーナーと内容

「ホビらじ」では多彩なコーナーが用意されています。普通のお便りを紹介する「ふつおた」や、リスナーから送られたシチュエーションをもとにジングルを作成する「ジングルを作ろう」、女性リスナー向けの相談コーナー「宝塚男子学生寮」や、様々なお題について知識を披露する「知ったかトーク」などがあります。特に、リスナー参加型のコーナーとして「ホビらじファンタジー」や「ホビらじ三國志」が人気を博しました。

パーソナリティたちが進行する「ダメ絶対音感」では、リスナーが彼女らの声を聞き分けるクイズ形式で楽しむことができ、これに正解したリスナーにはプレゼントが用意されていました。

エピソードとゲスト

番組中にはさまざまなゲストが登場しました。第2回の放送にはいとうかなこが、以降も中原涼や日向裕羅などが参加し、番組内容に彩りを添えています。

また、『はぴねす! りらっくす』のリリースに伴い、この番組を基にしたラジオCD「はぴらじ」が制作されました。このCDには、当番組のパーソナリティに加え、日向裕羅が参加し、人気コーナー「宝塚男子学生寮」は特別版として「瑞穂坂男子学生寮」と名付けられ、4人で展開されました。

番組のその後

『ホビらじ』は2006年の秋に休止し、その後も関連する別の番組がいくつか放送されましたが、『ホビらじ』そのものは終了し、パーソナリティたちは別のプロジェクトへと進んでいきました。ラジオの魅力を伝える重要な足跡を残しながら、彼女たちの活動は続いています。

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