ホムカミ〜ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り〜
番組概要
『ホムカミ〜ニッポン大好き
外国人 世界の村に里帰り〜』は、
2013年10月13日から
2014年9月14日まで、TBS系列の全国ネットで毎週
日曜日22時から22時54分に放送された、紀行とバラエティの要素を兼ね備えた番組です。この番組は毎日放送(MBS)と
テレビマンユニオンの共同制作によって生まれました。
放送開始の経緯と放送枠
本番組は、レギュラー放送に先立ち、
2013年3月21日と同年
6月30日に単発の特別番組として放送され、好評を博したことからレギュラー化が決定しました。TBS系列の日曜22時枠において、MBSと
テレビマンユニオンが共同でレギュラー番組を手がけるのは、かつて高い人気を誇った『
世界ウルルン滞在記』が
2008年に終了して以来、およそ5年ぶりとなりました。この枠は、海外をテーマにしたドキュメンタリータッチの番組が定着していた歴史を持ちます。
番組内容
番組の核となる企画は、日本で生活する
外国人の方が、自身の生まれ育った故郷へと一時帰国し、その村や街、家族、そして文化を紹介するというものです。単なる観光紹介ではなく、故郷の人々との再会や、日本での生活との違い、そして自身のルーツに触れる様子が描かれました。視聴者は、彼ら
外国人の視点を通して、世界の様々な地域の魅力や多様な文化に触れることができました。番組タイトルにある「ホムカミ」は、「ホームカミング(homecoming)」すなわち「帰郷」を略した造語であり、番組の内容を端的に表しています。
また、レギュラー放送期間中には、
2014年1月3日(
金曜日)に『ホムカミ新春番外編〜世界のお正月をいただきます!スペシャル』と題した特別番組も放送されました。
出演者
番組を進行するスタジオパートでは、以下のメンバーが出演しました。
MC: さまぁ〜ず(
大竹一樹、
三村マサカズ)
進行: SHELLY
さまぁ〜ずと
SHELLYは、VTRを見ながら感想を述べたり、ゲストの
外国人とのトークをリードしたりしました。
制作スタッフ
本番組は、MBSと
テレビマンユニオンの緊密な連携のもと制作されました。演出は
テレビマンユニオン所属のディレクターが週替わりで担当し、番組に多様な視点をもたらしました。ナレーションは近石真介氏が担当し、番組の雰囲気を盛り上げました。構成作家、撮影、技術(VE, TD, カメラ, AUD, 照明など)、美術、編集、MA、音効、リサーチ、コーディネーターなど、多岐にわたる専門スタッフが制作を支えました。特に、
テレビマンユニオンは企画制作の実務を担い、MBSは編成や宣伝といった局側の役割を担う共同制作体制が敷かれていました。
後番組
『ホムカミ』の放送終了後、同じくTBS系列の日曜22時枠では、
さまぁ〜ずと
SHELLYが引き続き出演する形で『
さまぁ〜ずの世界のすげぇにツイテッタ〜』が放送されました。この後継番組には、新たに
中島健人(Sexy Zone)もレギュラーとして加わっています。
『ホムカミ』は、日本の視聴者に対して、異文化への理解を深める機会を提供し、日本で暮らす
外国人の視点というユニークな切り口で世界の魅力を伝えた番組として記憶されています。