『ホリペイ』:台本なしの本音トークが魅力の異色バラエティ
『ホリペイ』は、
2009年1月11日から
10月4日までBSジャパンで放送された
トーク番組です。
テレビ東京の人気
バラエティ番組『
アリケン』のスピンオフ企画として誕生しました。出演者は、『
アリケン』でもお馴染みのネプチューンの
堀内健と、
くりぃむしちゅーの
有田哲平。
番組のコンセプト
番組のコンセプトは「毒トーク」ですが、実際には毒舌というより、普段テレビではなかなか語られない本音を2人が自由に語り合うというスタイルが特徴です。『
アリケン』の企画「黒
アリケン」が原型となっており、当初は辛辣なトークが予想されましたが、回を重ねるごとにテーマから脱線したり、収録場所の話題で盛り上がったりと、予測不能な展開が繰り広げられました。
収録場所も、打ち上げ費用を捻出するために簡素なセットで行われ、場合によってはタダで借りた場所や、有料の場所を使用するなど、その時々で変化しました。また、台本はカメラの位置を示す簡単な見取り図のみで、出演者のアドリブに任された、ある意味実験的な番組でした。
出演者
堀内健(ネプチューン)
有田哲平(
くりぃむしちゅー)
『
アリケン』では白を基調とした衣装でしたが、『ホリペイ』では黒を基調としています。番組の最後は、2人がお互いを褒め合い、ハイタッチで締めくくるのが恒例でした。
番組の特徴
台本に縛られない自由なトーク: 収録はほとんど台本なしで行われ、2人のアドリブと本音トークが中心。
予測不能な展開: テーマから脱線したり、収録場所の話題で盛り上がったり、予定調和を覆す展開が魅力。
簡素なセット: 打ち上げ費用を捻出するため、簡素なセットや無料の場所を使用。
ギャラ: 有田曰く「『ホリペイ』のギャラは『
アリケン』の半分」。
収録: 『
アリケン』の収録後や、1日に8本録りすることも。
放送時間: 公式サイトでは23時30分開始とされているが、実際はCMのため23時32分頃に開始。
番組終了: 最終回は2人の口からスタッフの手違いだと語られた。
放送リスト・エピソード
2009年8月30日は、TX選挙特番のため休止。
2009年4月5日、収録中にピンマイクの周波数が一致してしまい、一時収録が中断するハプニング発生。
2009年4月16日、『ザ・イロモネア』に「ホリペイ」名義で出演し、番組宣伝を行う。
2009年5月24日、堀内が結婚報告直前だったため、トークテーマ「プロポーズ」で焦る場面があった。
2009年9月13日、
くりぃむしちゅーとネプチューンの他のメンバーは妻子持ちであることを理由に2人は「パツイチ決めてるんじゃないですか!!」と何度も言っていた。
2009年9月27日、2人から最終回を思いさせる会話があったが、実際は翌週
10月4日が最終回だった。これはスタッフの手違いだと語られている。
『ホリペイ』は『
アリケン』のスピンオフ番組であり、スタッフもほぼ同じです。『
アリケン』同様、BSデジタル放送のバラエティー番組では珍しく、4:3の標準画質で放送されました。
復活
2010年3月6日放送の『
アリケン』で、コーナーとして一時的に復活しました。その後も不定期に『
アリケン』内で放送されています。
スタッフ
ナレーター: 大岡優一郎(
テレビ東京アナウンサー)
構成:
北本かつら、石井裕之、
ヒロハラノブヒコ、清水寛生、小西幸一郎
カメラ: 松井光太郎
音声: 大関満朗
VE: 高山昌樹
美術協力:
テレビ東京アート
美術進行: 小越敏彦
ロケ技術:
八峯テレビ
技術協力:
麻布プラザ
編集: 森岡佑次
MA: 小田嶋広貴
タイトルロゴ: DHE Corporation
音響効果: 佐藤卓嗣(278)
メイク: 佐々木麻里子
スタイリスト: 阿部剛志
編成: 森田倫代
番宣: 小林教子
制作協力:
ユーフィールド
デスク: 鈴木夏枝
AP: 原田里美
ディレクター: 谷中憲、地濃愛、新沢学
演出: 矢部宏光
プロデューサー: 上原敏明、塩原幸雄
総合プロデューサー:
伊藤隆行
製作著作: BSジャパン
外部リンク
*
BSジャパン ホリペイ - 公式サイト
『ホリペイ』は、台本に縛られない、出演者の素のトークが楽しめる異色の
バラエティ番組でした。レギュラー放送は終了しましたが、その斬新なスタイルは、後続の番組にも影響を与えたと言えるでしょう。