ホープス・ダイ・ラスト

ホープス・ダイ・ラスト (Hopes Die Last)

ホープス・ダイ・ラストは、イタリアのローマ出身のポスト・ハードコアバンドです。2004年に10代のメンバーによって結成され、2017年に一度解散しましたが、2022年にオリジナルメンバーで復活を果たしました。

バンドの概要

結成当初は、メロディックパンクにスクリーモの要素を取り入れた楽曲が中心でした。しかし、音楽性の幅を広げるにつれて、メタリックなサウンドを取り入れ、クリーンパートと力強いスクリームを組み合わせた独自のスタイルを確立していきました。

バンドの歴史

バンドの公式プロフィールでは、「バチカン市国出身」とされていましたが、これはメンバーによるジョークで、実際にはローマ出身です。アメリカのVictory Records傘下のStand By Recordsと契約し、ヨーロッパのスクリーモバンドとしては異例の成功を収めました。2008年にはデビューEP『Your Face Down Now』をリリースし、日本でも国内盤が発売されました。

Enter ShikariやBring Me The Horizonといった若手人気バンドや、Caliban、From Autumn To Ashes、THE OFFSPRINGなど、数多くのバンドとヨーロッパ各地で共演するなど、精力的に活動を展開しました。

2008年には、当時のボーカルであったNickが脱退しましたが、すぐにDanieleが新ボーカルとして加入しました。2009年には、自身も影響を受けたというVANILLA SKYのDaniele Autoreをプロデューサーに迎え、デビューアルバム『Six Years Home』をリリースしました。

2015年には、ベコーとイワンが脱退し、それぞれ新しいプロジェクトを始めることを発表しました。新たにベーシストのYuri SanturriとドラマーのDanilo Mennaが加入しました。

2017年1月6日、バンドは解散しましたが、ルイージを除くメンバーが新バンドALPHAWOLVESを結成しました。

2022年3月5日には、『Silence Broken』を発表し、2004-2007年時のオリジナルメンバーで復活しました。

2023年には、ボーカルのNickが脱退し、再びDanieleが再加入しました。

メンバー

ダニエル・トファニ (Daniele Tofani) - スクリームヴォーカル (2009-2017, 2023-)、クリーンヴォーカル (2015-2017)
マルコ・"ベコー"・カランカ (Marco "Becko" Calanca) - ベース、キーボード、ヴォーカル (2004-2015, 2022-)
マルコ・マントヴァーニ (Marco Mantovani) - リードギター (2004-2017, 2022-)
ジャコポ・オマール・イアンナリエロ (Jacopo Omar Iannariello) - リズムギター (2004-2008, 2022-)
イワン・パネラ (Ivan Panella) - ドラム (2004-2015, 2022-)

元メンバー

ニコロ・"ニック"・アークイラ (Nicoro "Nick" Arquilla) - スクリームヴォーカル (2004-2008, 2022-2023), クリーンヴォーカル (2022-2023)
ルイージ・マグリオッカ (Luigi Magliocca) - リズムギター (2008-2017)
ユーリ・サントゥーリ (Yuri Santurri) - ベース (2015-2017)
ダニーロ・メンナ (Danilo Menna) - ドラム (2015-2017)
ヴァレリオ・"ネクソ"・コルシ (Valerio "Nekso" Corsi) - キーボード (2013)

ディスコグラフィー

アルバム

シックス・イヤーズ・ホーム (Six Years Home) - 2009年8月4日
トラスト・ノー・ワン (Trust No One) - 2012年2月13日 (日本盤は2011年12月24日発売)

EP

Aim For Tomorrow - 2005年
Your Face Down Now - 2007年
Wolfpack - 2013年
Heartless - 2023年

外部リンク

日本公式サイト
公式MySpace
* Hopes Die Last (@hopesdielastIT) - X（旧Twitter）

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