ボタモン

ボタモンは、バンダイのモンスター育成玩具『デジタルモンスター』に登場するスライム型の幼年期デジモンです。その特徴的な外見は、一頭身で手足がなく、全身が黒い産毛に覆われています。また、目には瞳が見られず、黄色く光っているのが特徴です。

誕生と背景

ボタモンは、「デジタルモンスターVer.1」から登場しました。しかし、その登場はこれ以前にも遡ります。渡辺けんじ氏による週刊ヤングジャンプ連載の漫画『半熟たまごっち』にて、「たまごっち」のキャラクターであるベビっちや、後に「たまごっち オスっち・メスっち」に登場するくりっちと共に、地球へ墜落してきたUFOに搭乗していました。漫画内では、ばんぞー博士に拾われた後のくりっちとボタモンの行方は明らかにされていません。

各作品での活躍

ボタモンは、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』において、主人公である八神太一のパートナーデジモン、アグモンの幼年期として登場します。物語の序盤、ファイル島でデジタマから孵化し、コロモンへと進化。その後、八神太一と出会い、アグモンへと進化を遂げる重要な役割を担っています。

能力

ボタモンの必殺技は「酸の泡」と「アワ」です。しかし、デジタマから孵ったばかりの幼年期デジモンであるため、戦闘能力はほとんどありません。ピンク色の無害な泡は、威嚇にもならないほどです。

登場作品

ボタモンは、以下のような作品に登場しています。

デジタルモンスターシリーズ (玩具)
半熟たまごっち (漫画)
* デジモンアドベンチャー (アニメ)

ボタモンの魅力

ボタモンは、その可愛らしい外見と、アグモンという人気デジモンの幼年期であることから、多くのファンに愛されています。幼年期デジモンとしての無力さ、そしてそこから進化を遂げる可能性を秘めている点が、魅力の一つと言えるでしょう。初期のデジモンを知るファンにとっては、懐かしい存在でもあります。

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