ポポロクロイス 月の掟の冒険

概要

『ポポロクロイス 月の掟の冒険』は2004年3月18日に、ソニー・コンピュータエンタテインメントからPlayStation 2用のRPGとしてリリースされた作品で、ポポロクロイス物語シリーズの第5弾です。このゲームは前作『ポポロクロイス はじまりの冒険』の続編であり、キャラクターたちの新たな冒険が描かれています。

本作では、前回よりも3人の仲間が増え、戦闘システムもより多様化しました。「フリック」システムや隠し要素の「Ex装備」、そしてグローバルアクティブゲージの導入など、前作に比べて攻略の選択肢が格段に広がっています。また、物語は全6章から構成されており、全体のプレイ時間はシリーズの中で最も長く、プレイヤーに充実した体験を提供します。ローディング画面も変わり、シリーズ初の「Now Loading」という表示が登場している点も注目です。

あらすじ

物語の舞台は『ポポロクロイス はじまりの冒険』から半年後。王国の馬たちの様子が異常であることが判明し、ピノンは動物と会話できる少女レオナの助けを求めます。レオナが到着すると、ピノンは旧友であるマルコやルナとの再会を果たしますが、その直後、ポポロクロイスの住人たちが石化してしまう事件が発生します。ピノンは、石になった人々を救うために、再び冒険に出ることを決意します。

登場キャラクター

• - ピノン: 主人公であり、人々を救うために旅をする少年。
• - レオナ: 動物と話す能力を持つ少女。
• - マルコ: ピノンの仲間であり、冒険の同行者。
• - ルナ: ピノンの友人で、彼の旅に重要な役割を果たすキャラクター。

地名

• - マリーナ城: 海に住む妖精王セレーネの治める城で、ルナの故郷でもあります。
• - いさごへの道: ポポロクロイス平原と海岸の間に隠されている道で、闇の妖精王ゼフィスの封印がなされています。
• - タートルベース: 巨大な潜水艇で、ガミガミ魔王が治めています。
• - クロコネシア島: クロコネシア人が住む、ワニの形をした島です。
• - 浮遊島: 幻の島で、ハーピエルの歌声がその実体となっています。
• - 化石島: 荒地が広がる孤島で、暗い秘密を抱えた神殿があります。

音楽

メインテーマ「桜見丘」はLocal Busが手がけ、歌詞は野見山睦未と鈴木祥子が提供しています。サウンドトラックは、2004年4月21日にリリースされました。

『ポポロクロイス 月の掟の冒険』は、前作に引き続き魅力的なキャラクターと洗練された戦闘システムを備えており、プレイヤーに新たな発見を与える作品です。冒険を通して、友情や勇気が試される中で、多くの感動的な瞬間が描かれており、シリーズファンだけでなく、新しいプレイヤーにもお勧めの一作です。

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