ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン

ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン：詳細解説

2007年4月7日から2010年3月30日まで、ニッポン放送で放送されたラジオ番組「ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン」。
人気ロックバンド、ポルノグラフィティのボーカル岡野昭仁さんが、その軽妙な語り口と独特の感性でリスナーを魅了した深夜番組として知られています。
当初は土曜日に放送されていましたが、2009年1月6日からは火曜日に放送枠が変更されました。

番組概要

岡野昭仁さん単独でのパーソナリティは、2001年から2003年にかけて放送された「ポルノグラフィティのallnightnippon SUPER!」以来となります。
単発での放送を経て、満を持してのレギュラー番組の開始に、多くのファンが期待を寄せました。
番組内では、岡野さん自身の音楽活動やプライベートな話題はもちろんのこと、リスナーからの投稿を元に様々なコーナーが展開されました。

公開録音も実施されており、2007年12月2日と2008年3月29日にはニッポン放送イマジンスタジオから公開放送されました。
多くのファンが会場に詰めかけ、岡野さんとの交流を楽しんだことでしょう。

2010年3月30日放送で、岡野昭仁さんは番組を卒業。
後番組は、はんにゃが担当する「オールナイトニッポン」となりました。
しかし、その人気は長くリスナーの記憶に刻まれ、2021年1月3日には、新年の特番として11年ぶりに復活を遂げました。
この復活特番では、スガシカオさんをゲストに迎え、久しぶりのオールナイトニッポンへの喜びを語りました。ニチレイを冠スポンサーに迎えたことも話題を呼びました。

多彩なコーナー

番組を盛り上げた数々のコーナーも大きな特徴でした。その一部を紹介します。

オノマトペ: 擬音語・擬態語を募集するコーナー。岡野さんの独特の反応も話題に。
しょーもなっ!、大丈夫、死にゃーせん、なんじゃろな～: 岡野さんの口癖をテーマにした人気コーナー。リスナー参加型の企画が中心。
岡野クリニック: 視聴者からの素朴な疑問や、変わった質問に岡野さんが答えるコーナー。
ポルノ川柳: エッチな川柳を募集するコーナー。番組の雰囲気を象徴するような、少し大人なコーナーでした。
検索履歴: 有名人たちの検索履歴を想像で投稿するコーナー。想像力が掻き立てられる、ユニークなコーナーでした。
Gods!: ダウンタウンの2人が言いそうなことを想像するコーナー。岡野さんのダウンタウンへのリスペクトが感じられました。
リングにかけろ!: 10代のリスナーが使う流行語を解説するコーナー。世代間のギャップも感じさせる、興味深い企画です。
20世紀少年: 懐かしさを共有するコーナー。世代を超えた共感を呼びました。
マンガソムリエ: 漫画好きの岡野さんが、漫画を使ってリスナーの悩みを解決するコーナー。
ご当地甲子園: 各地の魅力を紹介するコーナー。地域の魅力を発掘する、地域貢献的な側面もありました。
あきズバッ!: 見落としがちなニュースを紹介するコーナー。世相を反映した内容も多かったでしょう。
ギネス記録への道: ギネス記録に繋がりそうなアイデアを募集するコーナー。
心理テスト: リスナーが知っている心理テストを紹介するコーナー。
コーナーの国からこんにちは、関係ないから～×2: 岡野さんが好きな芸人のネタを使った、自由なトークコーナー。
怒りのアキちゃん!!: リスナーの怒りを岡野さんが鎮めるコーナー。
あいうえおかのんのフリートーク: 五十音順にトークするコーナー。
ポルノカーペット: 爆笑レッドカーペットのパロディ。短い言葉でエロさを表現する、独特のセンスが光るコーナーです。
アキポッドシャッフル、アキヒトグラフィティ: 岡野さんの音楽への造詣の深さがわかる、音楽紹介コーナー。
* 記憶の壁! 昭仁1問目への挑戦!: リスナーから募集したテストに挑戦するコーナー。

2009年5月19日の放送では、過去に終了したコーナーの一部が復活し、2時間にわたる特別番組として放送されました。

ゲスト

番組には数多くの著名人がゲストとして出演しました。
音楽関係者から俳優、お笑い芸人まで幅広いゲスト陣が番組を彩り、岡野さんとの掛け合いも話題を呼びました。

まとめ

「ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン」は、岡野昭仁さんの人となりや音楽への情熱、そしてリスナーとの交流が感じられる、温かくも楽しい番組でした。
多くのリスナーの記憶に刻まれた、名実ともに人気の高い深夜ラジオ番組と言えるでしょう。11年ぶりの復活特番も、その人気を改めて証明したと言えるでしょう。

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