ポンポン ポロロ

『ポンポン ポロロ』について

『ポンポン ポロロ』（原題：朝: 뽀롱뽀롱 뽀로로、英: Pororo the Little Penguin）は、韓国のIconix Entertainmentによって制作されたCGアニメで、主にペンギンのポロロが主人公です。2003年に放送が開始され、以来、ポロロは韓国の子供たちの心をつかみ続けています。このアニメは約5分の短編エピソードから成り、特に「子供たちの大統領」とも称されるほどの偉大な人気を誇ります。

制作背景

韓国と北朝鮮が合作で制作した本作は、最初のシーズン全52話のうち22話が北朝鮮の三千里総会社で作られました。放送はシーズン1から始まり、シーズン7に至るまで継続されています。シーズン2まではキャラクターたちは服を持たない姿でしたが、シーズン3からは可愛らしい衣服を着た姿が見られるようになりました。また、シーズン4ではエピソードの長さが延長され、各話約11分になりました。さらに、劇場版も制作され、視聴者を楽しませています。

韓国での人気に驚き

韓国における『ポンポン ポロロ』の人気は目を見張るものがあります。2011年には、このアニメに関連した記念切手が販売され、320万枚以上が売れました。しかしこの人気には影響があり、制作に北朝鮮が関与しているため、アメリカでは北朝鮮に関する制裁の対象となりました。

日本での放送の歴史

日本では、2006年にフジテレビ系列の『ポンキッキ』内で『ポンポン ポロロ』のタイトルで放送が始まりました。その後もBSフジなどで放送されましたが、フジテレビによる日本語版の制作・放送はシーズン1までとなり、その後は長い間、日本語版が制作されませんでした。しかし、2015年にディズニージュニアにて新しく声優陣・制作体制を一新したシーズン3が放送されるようになりました。

主なキャラクターたち

『ポンポン ポロロ』には多くの魅力的なキャラクターが登場します。主人公ポロロは冒険心旺盛なペンギンの男の子で、彼の親友である緑色の恐竜クロンや、おおらかな性格の白熊ポビー、発明好きの狐エディなど、個性豊かな仲間たちと共に物語を繰り広げます。これらのキャラクターは視聴者に愛され、楽しいエピソードを提供しています。

グッズ展開や劇場版

日本では、多くの関連商品が発売されており、アニメのDVDもリリースされています。また、いくつかの劇場版も制作されており、国際的にも広がりを見せています。特に、2013年には中国と共同制作した劇場版が公開され、その後も続編が制作されています。

関連作品

『ポンポン ポロロ』は、同じ制作陣による『ちびっこバス タヨ』などの作品とも関連がありますが、ストーリーの繋がりはありません。それでも、このアニメーションは多くの世代に愛され続けており、今後も新たな物語が楽しめることでしょう。

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