ポーカー・ハンドの一覧

ポーカー役一覧

ポーカーでは、手札の5枚のカードの組み合わせによって役が決まり、その役の強さによって勝敗が決まります。一般的に、出現確率の低い役ほど強いとされます。この記事では、ポーカーの役とその強さ、出現確率について詳しく解説します。

基本ルール

ポーカーの基本ルールでは、手札の強さは役を構成する5枚のカードのみで決定されます。例えば、セブンカードスタッドやテキサスホールデムのように7枚のカードを持っていても、役に関係のない2枚のカードは強さに影響しません。

カードの強さは、A（最強）、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2（最弱）の順となります。ただし、AはA-2-3-4-5のストレートの場合に限り、2よりも弱いカードとして扱われます。また、カードのスート（♣,♦,♥,♠）は、フラッシュやストレートフラッシュの条件以外では通常、強弱に影響しません。

役の強さは、まず役の種類によって決まります。例えば、ツーペアはワンペアやハイカードよりも強い役です。同じ役同士の場合は、カードの数字の強さで比較します。

役の種類と確率

以下に、ポーカーの役を強い順に紹介します。

1. ストレートフラッシュ

同じスートで数字が連続した5枚のカードで構成される役です。例：Q♣ J♣ 10♣ 9♣ 8♣。ストレートフラッシュ同士の強弱は、ストレートと同じ方法で決まります。最も強いストレートフラッシュはロイヤルフラッシュ（A,K,Q,J,10のストレートフラッシュ）と呼ばれます。

• - 確率: 約0.0015% (ロイヤルフラッシュは約0.00015%)

2. フォー・オブ・ア・カインド (クワッズ)

同じ数字のカード4枚と、別の数字のカード1枚で構成される役です。例：9♣ 9♠ 9♦ 9♥ J♥。フォー・オブ・ア・カインド同士の強弱は、4枚のカードの数字で決まります。

• - 確率: 約0.024%

3. フルハウス

同じ数字のカード3枚と、別の同じ数字のカード2枚で構成される役です。例：3♣ 3♠ 3♦ 6♣ 6♥。フルハウス同士の強弱は、まず3枚組の強さで決まり、3枚組が同じ場合はペアの強さで決まります。

• - 確率: 約0.14%

4. フラッシュ

同じスートのカード5枚で構成される役です。例：Q♣ 10♣ 7♣ 6♣ 4♣。フラッシュ同士の強弱は、ハイカードのルールに従います。

• - 確率: 約0.20%

5. ストレート

数字が連続した5枚のカードで構成される役です。例：Q♣ J♠ 10♠ 9♥ 8♥。ストレート同士の強弱は、最も強いカードの数字で決まります。

• - 確率: 約0.39%

6. スリー・オブ・ア・カインド

同じ数字のカード3枚と、別の数字のカード2枚で構成される役です。例：2♦ 2♠ 2♣ K♠ 6♥。スリー・オブ・ア・カインド同士の強弱は、3枚組のカードの強さで決まります。

• - 確率: 約2.1%

7. ツーペア

同じ数字のカード2枚組が2つと、別の数字のカード1枚で構成される役です。例：J♥ J♣ 4♣ 4♠ 9♥。ツーペア同士の強弱は、強い方のペア、弱い方のペア、残りのカードの順に比較します。

• - 確率: 約4.75%

8. ワンペア

同じ数字のカード2枚と、別の数字のカード3枚で構成される役です。例：4♥ 4♠ K♠ 10♦ 5♠。ワンペア同士の強弱は、ペアのカードの強さで決まり、ペアが同じ場合は残りのカードを比較します。

• - 確率: 約42.25%

9. ハイカード (ノーペア)

上記の役のいずれも成立しない場合の手札です。例：K♥ J♣ 8♣ 7♦ 3♠。ハイカード同士の強弱は、最も強いカードから順に比較します。

• - 確率: 約50%

ワイルドカードについて

ジョーカーのようなワイルドカードを使用する場合、ファイブ・オブ・ア・カインドのような役が追加され、役の出現確率が変化します。ワイルドカードを含む場合の確率については、ルールや使用するカードの枚数によって変動します。

まとめ

ポーカーの役は、カードの組み合わせの確率に基づいて強さが決まっています。役の種類と強さを理解することで、より戦略的なポーカーを楽しむことができるでしょう。

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