ポール＝グンナル・ミッケルスプラス

ポール=グンナル・ミッケルスプラス（Pål Gunnar Mikkelsplass、1961年4月29日生まれ）は、ノルウェーのブスケルー県ネスBromma地区出身の元クロスカントリースキー選手です。1980年代から1990年代にかけて国際大会で目覚ましい活躍を見せました。彼の妻は、同じくクロスカントリースキーでオリンピックメダリストであるマリット・ミッケルスプラスです。

ミッケルスプラスは、1981年のホルメンコーレンスキー大会15kmで優勝し、その才能を早くから開花させました。翌1982年に自国ノルウェーで開催されたノルディックスキー世界選手権では、15kmで10位入賞を果たし、リレーではチームの一員として金メダルを獲得しました。1984年のサラエボオリンピックでは、30kmで12位、15kmで17位という成績を残しています。

1985年のノルディックスキー世界選手権では、15kmで11位、50kmで14位に入賞し、リレーでは2大会連続となる金メダルを獲得し、チームの勝利に大きく貢献しました。1987年のノルディックスキー世界選手権では、30kmで8位、15kmで4位に入賞し、リレーでは銅メダルを獲得しました。

1988年のカルガリーオリンピックでは、15kmで銀メダルを獲得し、自身最高の成績を収めました。また、30kmとリレーでは6位、50kmでは9位という成績を残しました。1989年のノルディックスキー世界選手権では、30kmで10位、15kmで銀メダルを獲得し、リレーでは4位、50kmでは20位という結果でした。1991年のノルディックスキー世界選手権では、10kmで12位となっています。

クロスカントリースキー・ワールドカップでは、1987-1988シーズンに総合3位となり、その実力の高さを証明しました。ワールドカップ通算では3勝を挙げ、2位9回、3位7回という記録を残しています。ミッケルスプラスは、1996-1997シーズンを最後に現役を引退しました。

ミッケルスプラスの功績

1981年 ホルメンコーレンスキー大会15km 優勝
1982年 ノルディックスキー世界選手権 リレー 金メダル
* 1988年 カルガリーオリンピック 15km 銀メダル

ミッケルスプラスは、ノルウェーのクロスカントリースキー界において、1980年代から1990年代にかけて輝かしい足跡を残した名選手として、その名が刻まれています。

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