マイク・ヴァン・ダイク(Mijk Van Dijk,
1963年10月11日 - )は、
ドイツ出身のミュージシャン、DJであり、主に
テクノの分野で活躍しています。彼の音楽は、
フランドル(
オランダ)の血を引くルーツに影響を受けていると言われています。
1990年代初頭から音楽活動を開始し、当初はMarmion、Microglobe、Mijk's Magic Marbleboxといった名義を使い分け、
ドイツの主要アーティストとしての地位を確立しました。
彼は日本のアニメや
テレビゲームを愛好家として知られており、特に
士郎正宗の作品に強い影響を受けています。その縁から、『攻殻機動隊』のゲームやコンピレーションアルバムに楽曲を提供し、逆に自身のアルバム『Multi Mijk』では、
士郎正宗がジャケットイラストを手がけるなど、相互にリスペクトし合う関係を築いています。
日本への頻繁な来日に加え、電気グルーヴのリミックスを手がけたり、日本人アーティストの楽曲を積極的に海外のDJプレイに取り入れるなど、日本の音楽シーンとの繋がりも深く持っています。石野卓球、トビーネイションとの日独
テクノ同盟の結成、トビーネイションとのコラボレーションアルバムのリリース、日本のレコードレーベルである
フロッグマンレコーズからの作品リリース、『
リッジレーサーV』や『
アーマード・コア2』といったゲームへの楽曲提供など、多岐に渡る活動を通して日本との親密な関係を築いています。
2010年11月3日には、
テクノポップアイドルである
Perfumeの東京ドーム公演会場で、Surgeonと共に彼の姿が目撃されています。
ディスコグラフィー
アルバム
Glow (1997年)
Multi Mijk (1998年)
Glow Japanese Edition(1998年)
Teamwork (1999年)
Everyground (2002年)
best of Mijk van Dijk -Past Perfect- (2010年)
シングル
Suck My Soul (1996年)
Shelter (1996年)
More (1997年)
Teamwork Remixes(1999年)
PaperWall (2001年)
Game Trax Vol.2 (2001年)
How Deep Is Your Love Remix (2002年)
他アーティストコラボ
Never Have It Cold(1998年、&クロード・ヤング)
Delivery (1998年、&トーマス・シューマッハ)
他名義
Microglobe
High On Hope(1992年)
Mijk's Magic Marblebox
Tokyo Trax (1995年)
Marmion
Berlin (1993年)
Three After Midnight (1995年)
The Spark,the Frame & the fine Remixes(1996年)
The classics of Superstiton - Shoneberg(1996年)
Schoneberg - Pt1(2003年)
Schoneberg - Pt2(2003年)
Schoneberg - Remixes(2004年)
Classics of techno-house - Schoneberg(2005年)
外部リンク
*
Mijk van Dijk Official Web Site