マイケル・ロートとは？意味をやさしく解説

マイケル・トーマス・ロート（Michael Thomas Roth, 1990年2月15日 - ）は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリア出身の元プロ野球選手。左投左打の投手として活躍しました。

2011年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンスから31巡目で指名を受けるも、契約には至りませんでした。

2012年のMLBドラフトでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから9巡目で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせます。ルーキー級オレム・オウルズでデビュー後、2013年にはメジャー昇格を果たし、ヒューストン・アストロズ戦でメジャー初勝利を記録しました。

しかし、メジャーとマイナーを行き来するシーズンが続き、2015年にはインディアンス、2016年にはテキサス・レンジャーズと契約。2016年シーズン後にはサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びましたが、メジャーへの昇格は叶いませんでした。

その後も、タンパベイ・レイズ、シカゴ・カブスとマイナー契約を結び、AAA級でプレーを続けましたが、2018年にレンジャーズ傘下AAA級ラウンドロック・エクスプレスを自由契約となり、現役を引退しました。

2013年にはWBC予選でイギリス代表に選出され、2019年にはヨーロッパ野球選手権大会にイギリス代表として出場しています。

(年度別投手成績は省略)

51（2013年）
41（2014年）
53（2016年）

左腕から繰り出す多彩な変化球と、打たせて取るピッチングが持ち味でした。制球力も高く、安定した投球でチームに貢献しました。

メディアによっては「マイケル・ロス」と表記されることもありました。Twitterアカウントも開設しており、ファンとの交流も行っていました。

(脚注は省略)

マイケル・ロート