マイスタジオ

マイスタジオ：日本テレビのオープンスタジオ

概要

マイスタジオ（My Studio）は、日本テレビ本社に位置するオープンスタジオです。通称「マイスタ」として親しまれています。最初のマイスタジオは東京都千代田区の旧本社に存在していましたが、汐留に移転後は新たなマイスタジオが設けられ、様々な番組に利用されています。

初代マイスタジオ

初代マイスタジオが設立されたのは1979年で、主に『ズームイン!!朝!』の放送のために生中継を活用できるスタジオとして設計されました。ディレクターの齋藤太朗の提案がもとで、郵便集配室や展示室を改装してスタジオが作られました。生放送中にキャスターが副調整室のモニターを一望できる工夫がなされています。このスタジオの費用は約4億円で、すべての経費は『ズームイン!!』が負担する形になりました。

マイスタジオは、スタジオと副調整室の間に壁がないオープンスタイルが特徴で、生中継や映像の状況を把握しやすい環境を提供しました。また、報道以外の番組でも多くの中継を行う際に利用され、さまざまな番組がこのスタジオから放送されました。スタジオ周辺では『ズームイン!!朝!』や『ジパングあさ6』のオープニング収録も行われ、多くのバラエティ番組がここで制作されました。

また、玄関前広場では『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の生放送や『ズームイン!!サタデー』での特別コーナー収録も行われました。このように、マイスタジオは実際に視聴者との接点を持つことができた特別な場所でした。

後の移転と2代目マイスタジオ

日本テレビは2004年に汐留へ移転し、汐留の日本テレビタワーに2代目マイスタジオを設置しました。92坪の広さを持つこのスタジオもまた、オープンスタイルが継承され、外部からの様子が確認できるガラス張りの構造が採用されています。この新しいスタジオでは、見物人の管理ができるよう、厳重な通行規制が敷かれました。

2代目マイスタジオでは『ズームイン!!サタデー』や『news every.』などが放送され、特に天気予報などはこのスタジオからの生中継が行われています。また、スタジオの上には宮崎駿がデザインした大時計が設置され、多くの番組で利用されています。

現在のまいスタジオ

現代のマイスタジオは引き続き日本テレビの生放送の中核を担っており、過去の多くの番組で活用されています。特に新型コロナウイルス感染症対策としても、多様な録画や生放送に利用されており、現在もその存在感を保っています。マイスタジオは日本テレビの歴史の中で、重要な役割を果たしてきたことがわかります。これからも視聴者に新しいコンテンツを提供し続けることでしょう。

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