マウリシオ・デ・カルヴァーリョ・アントニオ

マウリシオ・デ・カルヴァーリョ・アントニオ

マウリシオ・デ・カルヴァーリョ・アントニオ（1992年2月6日生まれ）は、ブラジル・サンパウロ州サンパウロで生まれたプロサッカー選手で、ポジションはディフェンダーです。彼のサッカーキャリアは、サンパウロFCの下部組織から始まり、その後多様なクラブチームで活躍しています。

サッカーキャリアの初期

マウリシオは、サンパウロFCのユースチームで育ち、U-15およびU-17のブラジル代表にも選出されるほどの才能を持っていました。彼のプロキャリアは2010年にアウダックス・サンパウロEC（現在のグレミオ・オザスコ・アウダックス）でスタートしました。彼はここで2シーズンを過ごし、2012年にはECペロタス、次いでCAペナポレンセとCAジュベントスへ移籍しました。

2014年から2016年にかけてはポルティモネンセSCでプレーし、その後FCポルトBに期限付きで移籍。2016年から2017年にはCSマリティモに所属しました。ブラジルでのキャリアを経て、2017年8月に日本の浦和レッズへの完全移籍が決まりました。

浦和レッズでの活躍

彼は浦和レッズでのデビュー戦となるスルガ銀行チャンピオンシップ・シャペコエンセ戦において好印象を残しました。その後の9月23日には、J1リーグでの初ゴールをサガン鳥栖戦で達成します。この成功により、彼はチームに貢献する存在としての地位を確立しました。また、2017年12月にはFIFAクラブワールドカップに出場し、5位決定戦で2ゴールを挙げ、その活躍により大会得点王に輝きました。この際、彼はクリスティアーノ・ロナウドと並ぶJリーグに所属する選手としての記録を達成しました。

2020シーズン中にはブラジルの複数のクラブやサウジアラビアの強豪アル・ヒラルからオファーを受けるも、浦和でのプレーを選びました。しかし、新加入選手にポジションを奪われてしまい、前半戦は出場機会が限られました。2020年の夏には古巣のポルティモネンセSCに期限付きで移籍が発表されました。

中東での移籍と現在

2021年6月には、サウジアラビアのアル・バーティンFCへの完全移籍が決まり、現在はコリチーバFCに所属しています。彼のキャリアは多彩な経験に満ちており、各地でのプレーを通じて成長し続けています。

個人成績とタイトル

所属クラブ

• - 2010年 - 2011年: アウダックス・サンパウロEC
• - 2012年: ECペロタス
• - 2012年: CAペナポレンセ
• - 2013年 - 2014年: CAジュベントス
• - 2014年 - 2016年: ポルティモネンセSC
• - 2015年 - 2016年: FCポルトB（期限付き移籍）
• - 2016年 - 2017年: CSマリティモ
• - 2017年8月 - 2021年6月: 浦和レッドダイヤモンズ
• - 2020年8月 - 2021年6月: ポルティモネンセSC（期限付き移籍）
• - 2021年6月 - 2023年: アル・バーティンFC
• - 2023年 - 現在: コリチーバFC

タイトル

• - 浦和レッドダイヤモンズ

- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会：1回（2018）
- AFCチャンピオンズリーグ：1回（2017）
- スルガ銀行チャンピオンシップ：1回（2017）

• - 個人

- FIFAクラブワールドカップ 得点王：1回（2017）

代表歴

• - U-15ブラジル代表
• - U-17ブラジル代表

マウリシオ・デ・カルヴァーリョ・アントニオは、今後もサッカー界での活躍が期待される若手選手の一人です。

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