マクシム・クレポー

マクシム・クレポー：カナダを代表するゴールキーパー

マクシム・クレポー（Maxime Crépeau、1994年5月11日 - ）は、カナダ出身のプロサッカー選手です。ゴールキーパー（GK）として、現在はポートランド・ティンバーズで活躍しています。また、カナダ代表としても国際舞台でその実力を発揮しています。

クラブキャリア

クレポーは2010年にモントリオール・インパクトのアカデミーに入団し、その才能を開花させました。U-21チームでのプレーを経て、2013年3月にはクラブとホームグロウンプレーヤー契約を締結し、プロとしての第一歩を踏み出します。

2015年1月には、ドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフのトレーニングに10日間参加。シーズン開幕後は、USL所属のFCモントリオールに派遣され、同年5月2日のロチェスター・ライノズ戦でプロデビューを飾りました。その後、トップチームに復帰し、着実にキャリアを重ねていきます。

2017年5月、カナディアン・チャンピオンシップのバンクーバー・ホワイトキャップス戦でトップチームデビューを果たしました。さらなる出場機会を求めて、2018年1月にはUSLのオタワ・フューリーFCに期限付き移籍。そして、2018年12月9日、5万ドル＋MLSスーパードラフト3巡目指名権とのトレードでバンクーバー・ホワイトキャップスに完全移籍を果たしました。

2022年1月20日にはロサンゼルスFCへ移籍し、新たな挑戦を開始。そして、2024年1月17日、ポートランド・ティンバーズへの移籍が決定し、現在に至ります。

代表キャリア

クレポーは、ユース年代からカナダ代表として活躍してきました。2011年にはCONCACAF U-17選手権とその後のFIFA U-17ワールドカップに出場。その後も、2013 CONCACAF U-20選手権でカナダ代表としてプレーしています。2015年8月には、パンアメリカン競技大会の参加選手に選ばれ、同年9月18日には、オリンピック予選チームの一員にも選出されました。

2016年5月には、ガイアナ代表とグレナダ代表との親善試合でU-23代表チームに招集され、ガイアナ代表戦に先発出場し、5-1での勝利に貢献しました。

フル代表としては、2014年1月にベニート・フローロ監督の下でトレーニングキャンプに参加し、2016年2月2日のアメリカ合衆国代表戦でデビュー。2017 CONCACAFゴールドカップでは、開幕戦で負傷したミラン・ボージャンに代わって、フランス領ギアナ代表戦に出場。2019 CONCACAFゴールドカップにも参加メンバーに選出されています。

マクシム・クレポーは、クラブと代表の両方で経験を積み、カナダサッカー界を牽引する存在として、今後の活躍が期待されています。

外部リンク

* Canada Soccer bio

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