マクロスΔスクランブル

マクロスΔスクランブル：PlayStation Vitaで蘇るマクロス世界の熱き戦い

2016年10月20日、PlayStation Vita向けに発売された『マクロスΔスクランブル』は、人気アニメシリーズ『マクロスΔ』を題材としたフライトアクションシューティングゲームです。アートディンクが開発を手掛けた本作は、シリーズ初のPlayStation Vita専用ソフトとして、多くのマクロスファンを熱狂させました。

ゲームシステム：空中戦を制するバルキリー

プレイヤーは、ファイター、ガウォーク、バトロイドの三段変形が可能なバルキリーを操縦し、空中戦を繰り広げます。アニメ『マクロスΔ』をベースにしたストーリーモードでは、主人公ハヤテ・インメルマンが所属する「ケイオス」陣営だけでなく、「ウィンダミア」陣営からの視点でも物語を楽しむことができます。

ストーリー：ケイオスとウィンダミア、それぞれの戦いが交錯

西暦2067年、ブリージンガル球状星団では謎の奇病「ヴァール・シンドローム」が蔓延。感染者は破壊衝動に駆られ、ワルキューレの歌声だけがその抑制に効果を発揮することが判明します。ケイオス陣営では、新人パイロットである主人公（名前変更可能）がワルキューレの護衛任務に就き、ヴァールに侵された惑星アル・シャハルで戦いに身を投じます。一方、ウィンダミア陣営では、独立戦争を続けるウィンダミア王国の若きパイロットたちが、祖国の自由のために戦います。

多彩なミッションと歴代シリーズからのゲスト参戦

基本コンテンツでは『マクロスΔ』第1クールのストーリーがプレイ可能で、追加ダウンロードコンテンツにより最終話まで楽しむことができます。さらに、高難度のエクストラミッションでは、『超時空要塞マクロス』の一条輝やリン・ミンメイ、『マクロス7』の熱気バサラ、『マクロスプラス』のイサム・ダイソンなど、歴代の主人公機やキャラクターたちがゲストとして登場し、シリーズファンを熱狂させます。

キャラクター：個性豊かなパイロットたち

本作には、アニメ『マクロスΔ』のキャラクターに加え、オリジナルキャラクターも多数登場します。プレイヤーは、ケイオス陣営の新人パイロット、ファン・ベルナロッテとハンス・シュヴァルム、またはウィンダミアの空中騎士団所属のヴィクトル・ハルムスタッドとドミニク・ウーデットから主人公を選び、物語を進めます。

サポートユニットとカスタマイズ

前作からの進化として、本作では最大5人のキャラクターをサポートユニットとして設定できるようになりました。また、初回限定特典やアニメイト限定特典として、特別なバルキリーが使用できるダウンロードコードも付属します。東京ゲームショウ2016では、特別なデザインのバルキリーが手に入るダウンロードコードが記載されたステッカーが配布されました。

音楽：ワルキューレの楽曲が彩る戦場

ゲームには「一度だけの恋なら」「恋!ハレイション THE WAR」など、アニメで使用された楽曲が多数収録されています。通常版では20曲、期間限定生産版「ルンピカ♪サウンドエディション」では50曲が収録され、熱気あふれる戦いを盛り上げます。ただし、前作にあったカスタムサウンドトラック機能は非対応です。

充実の機体：歴代バルキリーが勢ぞろい

VF-31ジークフリードをはじめ、VF-1バルキリー、VF-19改ファイヤーバルキリー、YF-19エクスカリバーなど、歴代シリーズに登場した数々のバルキリーが参戦。それぞれの機体の特性を活かし、戦略性豊かな戦闘が楽しめます。

まとめ：マクロスファン必携のタイトル

『マクロスΔスクランブル』は、アニメ『マクロスΔ』の魅力を余すことなく再現した、シリーズファン必携のタイトルです。迫力満点の空中戦、個性豊かなキャラクター、そして懐かしい歴代シリーズからのゲスト参戦など、見どころ満載の作品となっています。PlayStation Vitaで、マクロス世界の熱き戦いを体感してみてください。

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