マシーデ

マシーデは、スペイン北西部、ガリシア州オウレンセ県に位置する自治体です。コマルカ・ド・カルバジーニョに属し、豊かな自然と歴史、そしてガリシア語が色濃く残る文化が特徴です。

地理

オウレンセ県の北西部に位置し、周辺をオ・カルバジーニョ、サン・クリストーボ・デ・セア、アモエイロ、プンシン、サン・アマーロといった自治体に囲まれています。自治体の中心は、マシーデ教区のマシーデ地区です。

人口

2009年のガリシア統計局のデータによれば、人口は3,096人です。2003年の3,157人からわずかに減少していますが、ほぼ横ばいの状態を維持しています。住民の呼称は、男女同形でmasidao/-dáです。

言語

ガリシア語が広く使われており、2001年の調査では、自治体人口の96.10％がガリシア語を話すとされています。これは、マシーデがガリシアの伝統的な文化を色濃く残していることを示しています。

歴史

ピニェイロ地区、マシーデ地区、リスタンコ地区には、カストロ文化の遺構が残されています。これは、この地域に古代から人々が生活していた証です。中世にはリバダビア伯爵の所領に属し、ガラバス教区はVilaの称号を得ていました。この歴史的な背景が、マシーデの文化的な景観を形作っています。

政治

現在の自治体首長は、ガリシア社会党（PSdeG-PSOE）のセルソ・フェルナンデス・ロペス氏です。2007年の自治体選挙の結果、自治体評議員はガリシア社会党が6議席、ガリシア国民党（PPdeG）が5議席を獲得しています。

教区

マシーデは以下の9つの教区に分かれています。

アンバスエーサス (Santuario)
アルマス (Santa María Magdalena)
パラデーラス (San Juan)
ガルセーラス (Santo Tomé)
ガラバス (San Pedro)
オ・ラグー (San Martiño)
マシーデ (San Pedro)
ラス (Santa María)
ビラルボイ (Santa Eulalia)

太字で示したマシーデ教区は、自治体の中心地区がある場所です。

外部リンク

マシーデ公式サイト

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