マダムケロコ

マダムケロコ（1952年9月14日 - ）は、北海道旭川市在住のラジオパーソナリティです。本名は本告節子（もとつぐ せつこ）で、旧姓は名郷根です。親しみやすい語り口と、飾らない人柄で、長年にわたり地域に根ざした活動を続けています。

経歴

北海道札幌東高等学校、北星学園大学を卒業後、1973年にHBCラジオでパーソナリティとしてデビューしました。ジャンボ秀克氏との番組「ジャンボミュージックナイター・ジャンボ&ケロコのHBCベスト100マラソンランキング」が最初のレギュラー番組でした。当時の芸名は、HBCの鈴木ディレクターが命名した「ケロコ伊藤」でした。これは、デビュー当時の彼女が体重35kgと非常にスリムで、カエルに似ているという理由から名付けられたそうです。デビュー当初は「北海道の研ナオコ」と評されることもありました。HBCラジオで10年間パーソナリティを務めた後、結婚を機に現在の芸名に改名しました。1983年に旭川市に移住し、現在はFMりべーるでパーソナリティとして活躍しています。

活動内容

FMりべーるでは、長寿番組「マダムケロコのちょっと長話」を担当し、地域に密着した情報や、リスナーからのメッセージを紹介しています。また、HBCラジオの「カーナビラジオ午後一番!」にも、FMりべーる担当として不定期で電話出演しています。

2003年には、自身の義母の介護経験をテーマにした楽曲「主人の母でなかったら・・。」をリリースし、TBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」で紹介され、大きな話題となりました。この曲は、介護に携わる多くの人々の共感を呼びました。

音楽鑑賞も趣味の一つで、音楽グループLEGENDのファンであり、ライブやディナーショーのために札幌まで足を運んだり、自身の番組で彼らの楽曲を頻繁にオンエアしています。

2015年からは、FMりべーるの取締役も務めています。

人物

飾らない人柄で、リスナーからの信頼も厚く、多くのファンに支持されています。また、地域情報誌『フィットあさひかわ』では、「ケロコの介護日誌」や「ケロコのまた、言ってしまった」といった連載を担当し、エッセイストとしても才能を発揮しています。

家族は夫と、東京で働く娘がいます。身長は154cmです。

主な出演番組

マダムケロコのちょっと長話（FMりべーる）
カーナビラジオ午後一番!（HBCラジオ、不定期出演）

過去の出演番組

ジャンボミュージックナイター・ジャンボ&ケロコのHBCベスト100マラソンランキング（HBCラジオ）
山ちゃん美香の朝ドキッ!（HBCラジオ）
ウィークエンドGO!GO!（HBCラジオ）

連載

ケロコの介護日誌（『フィットあさひかわ』）
ケロコのまた、言ってしまった（『フィットあさひかわ』）

書籍

ケロコの介護日誌（2002年）

CD

* 主人の母でなかったら・・。（2003年）

マダムケロコは、ラジオパーソナリティとして、地域に根ざした活動を続けながら、多くの人々に笑顔と元気を届けています。

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