マット・ベスラー

マット・ベスラー：アメリカを代表する元プロサッカー選手

マット・ベスラー（Matt Besler、1987年2月11日 - ）は、アメリカ合衆国カンザス州オーバーランドパーク出身の元プロサッカー選手です。ポジションはDFで、アメリカ合衆国代表としても活躍しました。

クラブでのキャリア

高校時代から才能を発揮し、カンザス州選手権で数々の記録を打ち立てました。ノートルダム大学に進学後もサッカーを続け、2009年のMLSドラフトでスポルティング・カンザスシティに指名され、プロのキャリアをスタートさせました。

2011年にはプロ初ゴールを記録し、サポーター投票でオールスターゲームにも初選出されました。2012年にはチームの主力としてUSオープンカップ優勝に貢献し、MLS最優秀ディフェンダーとベストイレブンのダブル受賞を達成しました。その活躍から、イングランドの複数クラブからオファーが届きましたが、カンザスシティとの契約を更新しました。

2014 FIFAワールドカップ後にも、複数のクラブからオファーがありましたが、カンザスシティに残留。2021年、オースティンFCに加入し、同シーズン終了後に現役引退を表明しました。

代表でのキャリア

2012年、アメリカ合衆国代表に初招集され、翌年には代表デビューを果たしました。2013 CONCACAFゴールドカップでは、チームの決勝ラウンド進出に伴い再登録され、メンバー入り。2014 FIFAワールドカップでは、グループリーグ全3試合と決勝トーナメント1回戦にスタメン出場しました。

2016年には代表初ゴールをマークしました。

タイトル

スポルティング・カンザスシティ
USオープンカップ: 2012, 2015, 2017
MLSカップ: 2013

アメリカ合衆国代表
CONCACAFゴールドカップ: 2013, 2017

個人
MLS年間最優秀DF: 2012
MLSベストイレブン: 2012
MLSオールスター: 2011, 2013, 2014, 2015

マット・ベスラーは、クラブと代表の両方で輝かしい実績を残し、アメリカサッカー界に貢献した偉大な選手です。

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