マット・ロティック

マット・ロティックは、1982年7月29日、アメリカ合衆国テネシー州出身のバスケットボール選手です。

経歴

シカゴ郊外の高校時代からその才能を発揮し、バスケットボールチームでは歴代トップスコアラーとして名を馳せました。2000年にはシカゴトリビューン・アスリート・オブ・ザ・イヤーに選出されるほどの活躍を見せました。バスケットボールだけでなく、アメリカンフットボールチームではクォーターバック、野球部では投手として活躍するオールラウンダーぶりを発揮しました。

大学は、名門スタンフォード大学に進学。SG（シューティングガード）として地元のスター選手となりました。卒業後は、ニュージーランドのハーバーヒートを経て、2005年に日本プロバスケットボールリーグ（bjリーグ）の大阪エヴェッサに入団。

大阪エヴェッサでは、PG（ポイントガード）にコンバートされ、1試合平均アシスト数でリーグ1位を獲得、ベスト5にも選出されるなど、チームの優勝に大きく貢献しました。2006-07シーズンも中心選手として活躍し、シーズン途中に再びSGへコンバート。チームの2連覇に貢献しました。2007-08シーズンも大阪で得点リーグ5位、アシスト数リーグ6位を記録し、チームを3連覇に導きました。

2008-09シーズンは、ドイツのドゥスルドーフ・ジャイアンツに所属。

2009-10シーズン途中、大分ヒートデビルズに入団。2010-11シーズンにはオールスターゲームに出場し、シーズンアシスト数でリーグ9位となりました。2012年12月、チーム運営会社の経営難により退団。

その後、インディアナ州にあるヴァルパライソ大学のアシスタントコーチを経て、2016年4月に同大学のバスケットボールチームのヘッドコーチに就任しました。

プレースタイル

SG、PGのどちらもこなせるコンボガードとしてのプレースタイルが特徴です。スタンフォード大学時代はSG、大阪エヴェッサではPGとして活躍し、2006-2007シーズン途中からは再びSGを務めました。状況に応じてPGの役割も担いました。2007年からは再びPGにコンバートされ、他の選手との連携でSGの役割もこなしました。

豆知識

スコッティ・ピッペンに憧れており、背番号は33番をつけていました。

毎年「マット・ロティックライフスキルズ」というクリニックを開催しています。

シカゴ・カブスのファンであり、野球のセンスも高く、メジャーリーグのドラフトから指名を受けた経験もあります。ポジションは投手と外野手でした。

成績

bjリーグレギュラーシーズンでの記録は以下の通りです。

参考資料: bjリーグ公式サイト

外部リンク

asia-basket.com
* valpoathletics.com

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