マッドマン・ポンド

マッドマン・ポンド：ハードコアプロレスラーの異才

基本情報

マッドマン・ポンド（本名：ケビン・キャナディー）は、1969年6月24日生まれのアメリカ合衆国出身のプロレスラーです。特にハードコアマッチやデスマッチでの活躍が知られ、彼の独特なスタイルとキャラクターは多くのファンを魅了しています。

来歴

彼のプロレスキャリアは2001年に始まり、当時ザンディグが率いるCZW軍団の一員として大日本プロレスに現れました。これにより、日本での活動をスタートし、その後もCZW軍団が撤退しても大日本プロレスに留まりました。彼はハードコアマッチやデスマッチでのパフォーマンスに特化し、一際目立つ存在です。

2004年にはIWAイーストコーストの確立に貢献し、大日本の選手がアメリカに遠征する際のグッドコミュニケーターとしても機能しました。彼は2003年にIWAミッドサウスのキング・オブ・ザ・デスマッチに3度目の参加を果たし、ネイト・ウェッブ、アクセル・ロッテン、ニック・ゲージを下して決勝戦に進出。JCベイリーとの決戦を制し、見事この大会の王者に輝きました。

マッドマン・ポンドは「元祖バカ外人」としての印象も強く、2003年には2・タフ・トニーと共に「バカガイジンズ」を結成。彼らはハサミや折り畳みナイフといった凶器を使った自虐的なスタイルで人気を博しました。また、ポンドは時折、日本語を使って観客にアピールしており、「ウルサイ!」「バッカガイジーン!」といったセリフを披露することもありました。

ただし、彼の受身の技術には課題があり、攻撃を受ける際にはあまり上手くいかないことがありました。それにもかかわらず、ハードコアスタイルでの戦い方によって彼は多くの支持者を得ています。

2014年には大日本プロレスに7年ぶりに参戦し、今なお現役で活躍を続けています。私生活では日本人女性と結婚していることも知られています。彼の多岐にわたるキャリアには、非常に独特でエネルギッシュな要素が詰まっています。

得意技

マッドマン・ポンドの得意技は、「ローリング・セントーン」であり、これは一般的な1回転とは異なり、相手の顔に看板やイスなどの凶器を使って攻撃する形が特徴です。もう一つの技は「看板攻撃」で、特に「STOP」と書かれた道路標識を使って相手に痛打を見舞う技です。また、彼の入場曲はFBI FILE（CORPORATE AVENGER）に収録されている「自由への闘争」で、彼の登場をさらに盛り上げています。

タイトル歴

マッドマン・ポンドは、以下のようなタイトルを獲得しています。

• - UNBELIEVABLE TAG TOURNAMENT優勝
• - BJW認定デスマッチヘビー級王座

マッドマン・ポンドは、その独自のキャラクターとスタイルでハードコアプロレスのシーンに名を刻み、多くのファンに愛され続けています。彼の今後の活動にも、ぜひ注目してみてください。

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