マティアス・ファルク

マティアス・ファルク（Mattias Falck、1991年9月7日 - ）は、スウェーデンの卓球選手です。旧姓はカールソン（Karlsson）。男子ダブルスで世界ランキング1位、男子シングルスでも7位を記録するなど、トッププレーヤーとして活躍しています。

輝かしい戦績

世界卓球選手権
男子ダブルス：金メダル（2021年）
男子シングルス：銀メダル（2019年）

これまでの道のり

2012年のヨーロッパ卓球選手権では、クリスチャン・カールソンとのペアで男子ダブルス準優勝を果たしました。2016年の同大会でも、同じペアでベスト4に進出。混合ダブルスでは、マチルダ・エクホルムとのペアで準優勝を飾っています。

2018年にスウェーデンで開催された世界選手権ハルムスタッド大会では、団体戦でベスト4に進出し、スウェーデンに17年ぶりのメダルをもたらしました。2019年の世界選手権ブダペスト大会では、シングルスでシモン・ゴーズィ、安宰賢といった強豪を破り、決勝に進出。決勝では中国の馬龍に敗れましたが、中国人選手以外が決勝に進出するのは、2003年世界選手権パリ大会以来、16年ぶりの快挙でした。

現在は、ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンでプレーしています。2018年に結婚し、姓をファルクに改めました。

2021年の世界選手権ヒューストン大会では、クリスチャン・カールソンとのペアで男子ダブルスに出場。準決勝で中国の樊振東/王楚欽ペア、梁靖崑/林高遠ペアを破り、決勝に進出しました。決勝では、韓国の林鐘勳/張禹珍ペアを破り、見事世界選手権初優勝を果たしました。この活躍により、同年のITTF世界ランキングで男子ダブルス1位に輝きました。

プレースタイル

フォアハンドに表ソフトラバー、バックハンドに裏ソフトラバーを使用する異質攻撃型です。両面裏ソフトが主流の現代卓球界では珍しい戦型です。191cmの長身から繰り出されるバックハンドドライブは、非常に精度が高いことで知られています。

以前はフォアハンドの技術に課題がありましたが、2019年世界選手権の頃から改善され、両ハンドで安定した攻撃ができるようになっています。

主な戦績

2019年
世界選手権ブダペスト大会：男子シングルス準優勝
2021年
ヨーロッパトップ16：男子シングルス3位
世界選手権ヒューストン大会：男子ダブルス優勝

外部リンク

FALCK Mattias - ITTFプロフィール （英語）
マティアス・ファルク - Olympedia（英語）

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