マディーナ・レイク

マディーナ・レイク (Madina Lake) の解説

マディーナ・レイクは、2005年にアメリカ合衆国イリノイ州シカゴで結成されたポスト・ハードコアバンドです。エモーショナルでヘヴィーなロックサウンドが特徴で、デビュー以来、多くのファンを魅了し、日本でも高い人気を誇ります。

メンバー構成

ネイサン・レオン (Nathan Leone)：ヴォーカル。双子の弟で、5月6日生まれ。以前は兄マシューと共に「The Blank Theory」というバンドで活動していました。
マシュー・レオン (Matthew Leone)：ベース。ネイサンの双子の兄。大学時代はプロサッカー選手を目指していましたが、21歳でベースを始めました。
マテオ・カマルゴ (Mateo Camargo)：ギター、プログラミング、シンセサイザー。コロンビア出身で、フル・セイル大学への進学を機にアメリカへ移住。レオン兄弟との出会いをきっかけにバンドに加入。「Reforma」というバンドにも在籍していました。
ダニエル・トレッリ (Daniel Torelli)：ドラム。ペンシルベニア州出身で、8月7日生まれ。12歳からドラムを始め、マーチングバンドのセクションリーダーを務めていました。マテオと同様に「Reforma」に在籍。

バンドの歴史

2005年：結成
レオン兄弟とマテオ、ダニエルの4人がシカゴで出会い、マディーナ・レイクを結成。
2006年：デビュー
自主制作ミニアルバム「The Disappearance of Adalia」をリリース。そのクオリティの高さから、メジャーレーベルRoadrunnerとの契約を獲得。
2007年：ブレイク
1stアルバム『From Them, Through Us, to You』をリリース。「サマーソニック07」で初来日。大手音楽雑誌Kerrang!主催の「2007 Kerrang! Awards」で「Best International Newcomer」を受賞。
2009年：更なる進化
「PUNKSPRING09」で来日。2ndアルバム『Attics to Eden』をリリースし、ビルボードアルバムチャートで初登場153位を記録。
2010年：苦難と支援
ベーシストのマシューが暴行事件に遭遇し重傷を負う。治療費を捻出するためファンからの寄付を募り、多くの支援を受ける。
自主制作EP『The Dresden Codex』をリリース。
2011年：新たなスタート
メジャーレーベル「Razor & Tie / Sony」と契約。ニューアルバム『World War III』をリリースし、各方面から高い評価を得る。IGNは90点という高評価を与え、「新旧のファン双方を満足させられる、純粋に素晴らしいロックアルバム」と評しました。
2013年：活動休止
『World War III』を3部作の最終章と位置づけ、物語の完結とともに活動休止を発表。
2017年：再始動
1stアルバム10周年を記念し、UKリユニオンツアーを発表。活動を再開。
2020年：新たな展開
EP『The Beginning Of New Endings』を発表。

ディスコグラフィー

アルバム
From Them, Through Us, to You (2007)
Attics to Eden (2009)
World War III (2011)

EP
The Disappearance of Adalia (2006)
The Dresden Codex (2010)
The Beginning Of New Endings (2020)

FEAR FACTOR出演

ネイサンとマシューは、バンドの活動資金を得るため、アメリカのテレビ番組「FEAR FACTOR」に出演。「ヘリコプターからの中吊り」や「牛の内臓プールでの水泳」などの過酷なゲームに挑戦し、見事優勝。賞金5万ドルを獲得し、自主制作盤のレコーディング費用などに充てました。

トリビア

1stアルバム収録曲"Morning Sadness"は、ネイサンが亡き母に捧げた曲です。

外部リンク

日本公式サイト
アメリカ・オフィシャルサイト
マディーナ・レイク - Myspace
サマーソニック・ライブレポート
サマーソニック・インタビュー

出典

* ビルボード・バイオグラフィー

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