ママモコモてれび

『ママモコモてれび』について

『ママモコモてれび』は、2012年4月から2016年3月まで日本テレビで放送されていたミニ番組で、平日の午前11時台に放送されました。この番組は、特に母親と子供たちを対象にした内容で、彼らに「新しい関係」を提案し、「子供の無限の可能性を引き出す」情報を届けることを目的としていました。番組名の「ママモコモ」は、制作者が「ママも子も見てほしい」という思いを込めて名付けたものです。

この番組は、2010年から始まった子育て支援プロジェクト「ママモコモ」の一環として制作され、日本テレビが全国の子育てファミリーに愛されるテレビ局を目指しています。番組のスポンサーには「ママモコモパートナーズ」があり、具体的には森永乳業とかんぽ生命保険が協賛していました。特に提供スポンサーは毎回異なることが多く、他の企業から提供されるCMが放送される際にはクレジットが付かない扱いとなっていました。また、特別番組も頻繁に放送され、これらも同じくスポンサーが提供していました。

『ママモコモてれび』は、2013年10月からはCSチャンネルでも再放送され、全国の視聴者に親しまれ続けていました。放送形式は週ごとに異なるテーマを設定し、子供たちが気軽に楽しむことができる内容になっていました。特に2015年3月30日の放送からは、内容が2部構成になり、前半はショートアニメ、後半はココモちゃんが司会を務める「ママモコモニュース」といった形式で進行されました。

番組には魅力的なキャラクターが勢揃いしており、モコたろうは小学校1年生の甘えん坊で、彼の唯一の不安は弟のモコみちが生まれて以降、母親を取られることです。また、ココモちゃんは少しおませでしっかり者の幼なじみで、モコたろうの気持ちにも鋭く気づく存在です。家族や友人たちとの日常生活を描くこれらのキャラクターたちは、親しみやすく、多くの視聴者に愛されました。

初期は曜日ごとにテーマが固定されていましたが、2013年以降はその枠にとらわれず、様々なテーマが日替わりで設定されるようになりました。この柔軟なアプローチにより、視聴者は常に新鮮な情報やエンターテイメントを楽しむことができました。

番組の終了後も「ママモコモ」プロジェクトは継続されており、Facebookなどのプラットフォームを通じて最新情報が発信されています。これにより、かつての視聴者や新たなファンが、子育てに関する情報を引き続き受け取ることができるようになっています。『ママモコモてれび』は、単なる子供向けの番組に留まらず、親としての視点や育児の楽しさを再発見する手助けをしてくれたのです。

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