マメモン

マメモン

マメモンは、デジタルモンスターシリーズに登場するデジモンの一種です。

概要

Ver.1の完全体として初登場しました。ドット絵では幼年期デジモンのように見える愛らしい姿をしていますが、その実力は非常に高く、そのギャップが初期のデジタルモンスターの世界観を特徴づけていました。名前の由来は、小さくて丸い「豆」のような外見から来ていますが、植物型デジモンではありません。

シンプルなデザインから、ファンによるオリジナルデジモン募集イベントでは、過去にマメモンの亜種が2度採用されています。

種族としてのマメモン

過酷な環境下で突然変異を起こし、強力な進化を遂げた完全体デジモンです。「スマイリーボマー」という異名を持ち、小さく丸い可愛らしい外見から侮られがちですが、他の完全体デジモンと同等以上の戦闘能力を備えています。マメモンの拳は着脱可能な爆弾になっており、これを駆使して戦います。

基本データ

世代: 完全体
タイプ: 突然変異型
属性: データ
必殺技: スマイリーボム
得意技: ワンツーラッシュ
勢力: アンノウン

X抗体版

X抗体を取り込んだマメモンは、未知なる力を引き出し、手足が若干伸びています。拳は取り外さなくても、パンチを繰り出すだけで小規模な爆発を起こせるようになりました。このX抗体版マメモンは、姫野かげまるによってデザインされました。

亜種・関連種

サンダーボールモン: 成熟期。マメモン系のデジモンの一種で、マメモンの進化前であると推測されています。
メタルマメモン: 完全体。マメモンがサイボーグ化して戦闘力を強化した姿です。しかし、ギガドラモンのように機動力が低下したため、実力はマメモンとほぼ互角です。
ビッグマメモン: 完全体。マメモンの親玉、または集合体と言われています。必殺技の「ビッグスマイリーボマー」は、攻略本に書かれていたマメモンの愛称「スマイリーボマー」を技名と勘違いした発案者によって名付けられました。
プリンスマメモン: 究極体。王族のデータを取り込んで進化したマメモンです。
マメティラモン: 完全体。ティラノモン系のデジモンのデータを取り込んだマメモンです。非常に凶暴な性格で、縄張りに侵入すると問答無用で攻撃を仕掛けてきます。
トノサママメモン: 究極体。時代劇のデータを取り込んで進化したマメモンです。性格は温厚で、いつもおどけて周囲のデジモンを笑わせています。
キャッチマメモン: 完全体。ファイル管理ソフトのデータを取り込んだマメモンです。クレーンゲームのような乗り物に乗っており、デジタマを管理することを使命だと考えています。
バンチョーマメモン: 究極体。デジタルワールドにわずか数体しかいない「バンチョー」の称号を持つデジモンの1体で、数多くの仲間を引き連れた「豆門連合」を率いています。

登場作品

デジモンアドベンチャー02: 第41話に登場。メタルマメモン、ビッグマメモンと共にベルサイユ宮殿を乗っ取りました。
デジモンフロンティア: 第41話に登場。一族で豆の木村という集落を形成しており、中には老人のような姿の個体もいました。
* デジモンワールド2: シルバークロスのリーダーであるバンダールが、メタルマメモン、プリンスマメモンと共に使役しています。台詞などは特にありません。

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