『
マリオカート アーケードグランプリ2』は、
任天堂の有名な
マリオカートシリーズの
アーケードゲーム版です。このゲームは、
バンダイナムコゲームス(現在は
バンダイナムコエンターテインメント)によって開発され、2007年3月中旬から運用が開始されました。この作品は、約6年4ヶ月の時を経てリリースされたもので、続編である『
マリオカート アーケードグランプリDX』は、2013年7月25日に稼働を始めています。
新機能の追加
本作の特徴の一つは、音声実況が追加されたことです。この実況は、声優の山寺宏一が担当しており、従来の「実況なし」設定も選べるようになっています。また、カード挿入時に確認できる情報の設定も改善され、ハンドルを使って実況のオン・オフを切り替えることができます。ただし、前作のように音量調整はできなくなっています。
レース中に集めた「マリオコイン」を使って、キャラクターやカートを変更したり、アイテムやフレームを追加したりすることも可能です。新たに加わったキャラクターとしては、
ワルイージと、
バンダイが展開する人気作品『
たまごっち』から
まめっちがゲスト参加しています。
データの引き継ぎ
プレイヤーは、前作のデータを一部引き継ぐことができますが、引き継ぎ後は前作のデータを再利用することができません。また、アイテムや特定のクリアデータの引き継ぎは制限されており、これにより新たなキャンペーンを通じて初めて楽しむ要素も残されています。
新しいレース体験
新たに、1枚のカードを使用して任意のキャラクターを選べるようになり、プレイヤーの自由度が高まりました。ゲーム内のグランプリも柔軟に楽しむことができ、各クラス(50cc、100cc、150cc)の選択が可能です。また、前作にあったミニゲームをクリアする必要がなくなり、4コース目をクリアするだけでカップを獲得できるようになりました。
コースとキャラクター
本作では全16種類のコースが用意されており、その中には逆走コースを含む隠し要素も存在します。新しく登場するコースには「
ヨッシーパーク」と「
ワルイージスタジアム」が含まれており、それぞれテーマパークを模したコースとジャンプ台が多く配置されています。
キャラクターは、重さや速度に応じて4つのタイプに分類され、さまざまなプレイスタイルに適したキャラクターが登場します。標準性能タイプから軽量タイプ、高速安定タイプまで豊富な選択肢が揃っています。
アイテムと戦略
ゲーム中には多様なアイテムが配置されており、これらはランダムで入手できます。アイテムの使用は簡単で、各キャラクターごとに異なる特別な能力を持っているため、これを利用した戦略が重要です。この要素により、レース展開が大きく変わることもあります。
『
マリオカート アーケードグランプリ2』は、視覚や聴覚に訴えるエンターテインメントを提供し、プレイヤーの挑戦心をかき立てる内容で満ちています。この作品は、
アーケードゲームの楽しさを十分に味わわせてくれることでしょう。