マリン・リュビチッチ

マリン・リュビチッチ：クロアチアの新星ストライカー

マリン・リュビチッチ（Marin Ljubičić）は、2002年2月28日生まれ、クロアチアのスプリト出身のサッカー選手です。現在はオーストリア・ブンデスリーガのLASKリンツに所属し、フォワード（FW）として活躍しています。

ハイドゥク・スプリトでのプロデビュー

リュビチッチは、地元の名門クラブであるHNKハイドゥク・スプリトの下部組織で才能を磨きました。そして2021年3月2日、クロアチアカップのNKザグレブ戦で、19歳という若さでトップチームデビューを果たします。同年3月20日には、HNKシベニクとのリーグ戦でプルヴァHNL（クロアチア1部リーグ）デビューも飾り、着実にプロとしてのキャリアをスタートさせました。その9日後の3月29日には、クラブと2026年までの長期プロ契約を締結し、将来を嘱望される存在となります。

LASKリンツへの移籍と躍進

2022年6月28日、リュビチッチは新たな挑戦の場として、オーストリアのLASKリンツへの移籍を発表します。この移籍は、買い取りオプション付きのレンタル移籍という形で行われました。LASKでは加入後すぐにレギュラーポジションを獲得し、その才能を開花させます。2022-23シーズンの前半戦を終えた時点で、公式戦通算17試合に出場し、13得点を挙げるという目覚ましい活躍を見せました。その活躍が認められ、2022年12月23日には、LASKがハイドゥク・スプリトに移籍金300万ユーロを支払い、リュビチッチと5年間の完全移籍契約を結びました。この契約により、リュビチッチはLASKリンツで更なる飛躍を目指すことになります。

プレースタイルと今後の展望

リュビチッチは、優れた得点感覚と、前線での献身的なプレーが持ち味のストライカーです。若くしてプロの世界に飛び込み、着実に成長を遂げてきました。LASKリンツでの活躍を通して、その才能は広く知られるようになり、今後の更なる成長が期待されています。クロアチア代表としての活躍も視野に入っており、今後のキャリアから目が離せません。

外部リンク

Soccerway.com (英語)
FootballDatabase.eu (英語)
WorldFootball.net (英語)
Transfermarkt.com (英語)
UEFA (英語)
クロアチアサッカー連盟 (クロアチア語)
* playmakerstats.com (英語)

もう一度検索