マルコム・マークス

マルコム・マークス：世界を舞台に活躍するラグビー界の巨星

マルコム・マークスは、1994年7月13日、南アフリカ共和国で生まれたラグビーユニオン選手です。圧倒的な力強さと卓越したスキルを兼ね備えたフッカーとして、世界中のラグビーファンを魅了しています。

南アフリカのジャーミストン出身の彼は、189cm、112kgという恵まれた体格を活かし、スクラムでの強さはもちろんのこと、ラインアウトやモールでも存在感を示します。若くしてU20南アフリカ代表に選出され、その後、南アフリカ代表として50キャップ以上(2022年11月時点)を記録するなど、その実力は折り紙付きです。2019年のラグビーワールドカップにも南アフリカ代表として出場、世界最高峰の舞台で活躍しました。

彼の才能は南アフリカ国内にとどまりません。世界選抜チームであるバーバリアンズにも選出された経験を持ち、国際舞台でもその実力を遺憾なく発揮しています。

南アフリカでの活躍後、マークスは日本へと活躍の場を移します。ヨハネスブルグ大学卒業後は、ゴールデン・ライオンズ、ライオンズと南アフリカ国内の強豪チームでプレーした後、2019年にNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(現・NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安)に加入。2020年には、ジャパンラグビートップリーグで公式戦初出場を果たし、日本のトップレベルの舞台でもその実力を証明しました。

その後、クボタスピアーズ(現・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)に移籍し、現在も日本のリーグワンで活躍を続けています。

彼の卓越したプレーは、数々の賞に輝いています。2021年と2022年にはワールドラグビーアワードのワールドラグビー男子15人制ドリームチームに選出され、世界最高峰の選手として認められています。また、トップリーグでは2020-21シーズン、リーグワンでは2022-23シーズンにベスト15に選出され、その実力を国内でも高く評価されています。

パワフルなプレーとリーダーシップでチームを牽引するマルコム・マークス。彼の今後の活躍から目が離せません。スクラム、モール、ラインアウトと、フッカーとして求められるあらゆる局面で高いパフォーマンスを発揮し続ける彼の姿は、日本のラグビーファンにも大きな喜びと感動を与え続けています。これからも彼の活躍を通じて、ラグビーの素晴らしさを多くの人に伝えてくれることでしょう。

もう一度検索