マルティーナ・グイッジ

マルティーナ・グイッジのプロフィール

マルティーナ・グイッジ（Martina Guiggi）は、1984年5月1日生まれのイタリア出身の元バレーボール選手で、主にミドルブロッカーとして活躍しました。彼女はイタリア代表チームの一員として国内外で数多くの大会に出場し、特に国際舞台でのパフォーマンスで名を馳せました。

来歴

グイッジの代表デビューは2005年で、この年のワールドグランプリに出場し、見事にその才能を証明しました。彼女は同年の欧州選手権でも活躍し、チームを銀メダルへと導きました。その後も順調にキャリアを重ね、2006年の世界選手権ではチームを4位に導きました。特に2007年は彼女にとって記念すべき年で、9月の欧州選手権と11月のワールドカップで金メダルを獲得しました。

2008年には北京オリンピックにも出場し、チームは5位の成績を収めました。オリンピック後は一時代表から離れましたが、2011年に復帰し、再度欧州選手権に参加しました。残念ながらその年のワールドカップとロンドンオリンピックチームからは外れましたが、2013年には代表の主将としてFIVBワールドグランプリ及び欧州選手権に出場しました。特に同年は、元気に選手生活を楽しむ姿が印象的です。

グイッジの海外リーグでのキャリアも見逃せません。2013-14シーズンには中国リーグの強豪、広東恒大女子排球に移籍し、世界クラブ選手権で銅メダルを手にしました。これにより、彼女の国際的なキャリアにさらなる輝きをもたらしました。

競技成績

マルティーナ・グイッジの主要な競技成績は以下の通りです：

• - オリンピック: 2008年（5位）
• - ワールドカップ: 2007年（優勝）
• - 世界選手権: 2006年（4位）
• - 欧州選手権: 2005年（2位）、2007年（優勝）、2011年（4位）、2013年（6位）
• - ワールドグランプリ: 2005年（2位）、2006年（3位）、2007年（3位）、2008年（3位）、2011年（7位）、2013年（5位）

所属クラブ

グイッジはプロ選手として以下のクラブでプレイしました：

• - アシステル・ノヴァーラ（2001-2004年）
• - スカボリーニ・ペーザロ（2004-2011年）
• - GSOヴィッラ・コルテーゼ（2011-2012年）
• - Chieri Volley（2012-2013年）
• - River Volley Piacenza（2013年）
• - 広東恒大女子排球（2013-2014年）
• - Igor Gorgonzola Novara（2014-2016年）
• - バレー・ベルガモ（2016-2017年）
• - ポミ・カザルマッジョーレ（2017-2018年）
• - Aias Evosmou（2018-2019年）
• - Calcit Volley（2020-2021年）

グイッジのプレースタイルは高いブロック力と攻撃力を兼ね備え、チーム戦術の要として多くの試合での活躍が期待されました。彼女の情熱的なプレーは、数多くのファンに愛され、バレーボール界において重要な存在となりました。今後も彼女の足跡が、後進の選手たちに影響を与え続けることでしょう。

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