ミケロブ・ウルトラ・アリーナ

ミケロブ・ウルトラ・アリーナは、ネバダ州パラダイスのラスベガス・ストリップに位置する、マンダレイ・ベイ・リゾート＆カジノ内に建設された多目的アリーナです。12,000人を収容できる広大な空間を誇り、MGMリゾーツ・インターナショナルが所有しています。

当初はマンダレイ・ベイ・イベント・センターという名称でしたが、2021年、ビールブランドのミケロブ・ウルトラと命名権契約を締結し、現在の名称に変更されました。この改名は、アリーナの知名度向上と、ブランドイメージの強化に大きく貢献しました。

2018年シーズンからは、WNBA（女子プロバスケットボールリーグ）のラスベガス・エーシズの本拠地として利用されています。迫力ある試合と、熱狂的なファンで会場は常に活気に満ち溢れています。WNBAの試合以外にも、ミケロブ・ウルトラ・アリーナでは多様なイベントが開催されています。

格闘技イベントはアリーナの主要なプログラムの一つです。UFCやボクシング、プロレスなど、数々の伝説的な試合がここで繰り広げられ、世界中から格闘技ファンを魅了してきました。緊迫感あふれる試合展開と、熱狂的な観客の応援が一体となり、忘れられない感動を生み出しています。

音楽コンサートも頻繁に開催され、ボン・ジョヴィ、ジャネット・ジャクソン、ビヨンセ、ブラック・アイド・ピーズ、ブリトニー・スピアーズ、スパイス・ガールズ、テイラー・スウィフトなど、世界的に有名なアーティストたちがこのステージに立ち、圧巻のパフォーマンスを披露してきました。アリーナの優れた音響設備と、洗練された照明演出が、アーティストたちの才能を最大限に引き立てています。

その他にも、2007年のNBAセレブリティオールスターゲーム、ラテン・グラミー賞授賞式、ミス・ユニバース2010といった、大規模なイベントもミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催されました。これらのイベントは、世界中から注目を集め、アリーナの国際的な地位を確立するのに貢献しました。さらに、映画『ロッキー・ザ・ファイナル』の撮影にも使用され、エンターテイメント業界におけるアリーナの重要性を示しています。

1999年の開業以来、ミケロブ・ウルトラ・アリーナは、スポーツ、音楽、エンターテイメントの様々なイベントを成功裏に開催し続けてきました。世界最高レベルの設備と、熱心なスタッフの献身的な努力によって、これからも数多くの忘れられない瞬間を生み出し続けることでしょう。その存在は、ラスベガスのエンターテイメントシーンに欠かせないものとなっています。

もう一度検索