ミサイルマン (曲)

「ミサイルマン」: THE HIGH-LOWSのデビューシングル

「ミサイルマン」は、日本のロックバンドTHE HIGH-LOWSのデビューシングルとして、1995年10月25日に発売されました。このシングルはキティからリリースされ、バンドの知名度を大きく引き上げるきっかけとなりました。

この楽曲は、フジテレビ系列の人気番組「タモリのSUPERボキャブラ天国」のエンディングテーマとしても知られています。そのため、多くの視聴者に親しまれ、記憶に残る一曲となりました。また、2006年からはスカイパーフェクTV!のMLB中継においても、オープニングにイントロ、エンディングにはリフを絡ませたバージョンが使用され、さらにその認知度が高まりました。エンディングでは、リフを繰り返すスタイルが特徴的であり、テレビ番組の締めくくりにふさわしい一曲としてしばしば用いられています。

収録楽曲

「ミサイルマン」シングルには、4曲が収録されています。すべての編曲はTHE HIGH-LOWSによって行われました。

1. ミサイルマン (3:52)
作詞・作曲：甲本ヒロト
1stアルバムに収録されているオリジナルバージョンと同じ内容。興味深いことに、この曲は岩部彰と西代洋の漫才コンビ「ミサイルマン」の名に由来しています。

2. ママミルク (MONO Version) (5:48)
作詞・作曲：真島昌利
こちらは1stアルバムに収録されたバージョンとは異なり、モノラルに加工された特別なバージョンです。音の広がりが異なるため、聴く者に新しい体験を提供します。

3. グッドバイ (LIVE Version) (3:50)
作詞・作曲：真島昌利
このライブバージョンは、1995年7月23日に大阪万博記念公園で行われた「FM802 MEET THE WORLD BEAT '95」にて収録されました。オリジナルは1stアルバムに存在していますが、ライブパフォーマンスのエネルギーが加わり、一味違った魅力を放っています。

4. ザ・ハイロウズのテーマ (4:11) （シークレットトラック）
作詞・作曲：THE HIGH-LOWS
3曲目が終わった約30秒後に登場するこのトラックは、メンバーが楽器を担当しながら英語で自己紹介する内容から始まります。歌詞は1stアルバムの歌詞カードに記載されていますが、このシングルにはそれが含まれていません。さらに、この未収録の楽曲は、2000年にリリースされたアルバム『flip flop』にも収録されています。

まとめ

「ミサイルマン」は、THE HIGH-LOWSの音楽的な面白さを象徴する楽曲であり、バンドのキャリアの出発点でもあります。さまざまなメディアで使用されることで、幅広く認知され続けています。また、それぞれ異なるバージョンの楽曲が収められており、多角的な魅力が楽しめるシングルとなっています。

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