ミスティー・ブルー
「ミスティー・ブルー」は、
西城秀樹が1985年にリリースした51枚目の
シングルです。この作品は5月9日に
RCAから発売され、その後音楽シーンに大きな影響を与えました。特に、
コーセー化粧品が展開した「夏女・ソニア」のCMソングとして注目されました。
音楽スタイルと特徴
楽曲のメロディーはボサノバをベースにしており、さらに中近東の雰囲気が感じられる独特なアレンジが施されています。この融合したスタイルが聴く者の心に残る魅力を持っており、
西城秀樹の多才な音楽性を示しています。
オリコンでの成績
「ミスティー・ブルー」はオリコンで最高27位を記録し、100位内に6週にわたり留まりました。販売数は約3.8万枚に達し、
西城秀樹のキャリアの中でも重要な位置を占める作品となりました。
特殊なプロモーション背景
「ミスティー・ブルー」がリリースされた当時、テレビ番組『
夜のヒットスタジオ』では、カネボウがスポンサーでした。このため、当時競合していた
資生堂やノエビア化粧品が協力するスポンサー環境下では、本作の披露は限られたとされています。実際に放送されたのは発売直前の1985年5月1日と6月19日の2回のみで、この特殊な状況がさらに話題を呼びました。
収録曲
シングルには「ミスティー・ブルー」の他に、以下の2曲が収録されています。
作詞:森田由美、
作曲:岡本朗、編曲:萩田光雄
作詞:
大津あきら、
作曲・編曲:井上大輔
まとめ
「ミスティー・ブルー」は、
西城秀樹の
シングルの中でも特に印象的な一曲であり、ボサノバの要素を取り入れたメロディーと独自のプロモーション環境が話題を呼びました。音楽と広告が交差したこの作品は、リリースから数十年経っても多くの人の記憶に残り続けることでしょう。
関連項目