ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜

ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜

『ミラクルサマナー キュイ 〜黄昏のルビーと秘密の約束〜』は、韓国のYolim Communicationが開発したオンラインアクションゲームです。日本では、ゲームオンがガマニアデジタルエンターテインメントと業務提携し、サービスを提供していました。

概要

本作は、ゲームオンがMMORPG以外のゲームカテゴリに初めて参入した作品として注目されました。2006年12月にクローズドβサービスを開始し、翌2007年1月14日にはオープンβサービスへと移行しました。

当初の予定では、2007年3月中にアイテム課金による正式サービスを開始することを目指し、課金システムの詳細設計やクエストの実装など、着々と準備が進められていました。しかし、期待されたほどのプレイヤー数の伸びが見られず、正式サービスの開始は延期となってしまいます。

その後、正式サービスに関するアナウンスはほとんど行われることがなくなり、2007年11月15日にサービス休止が発表されました。同年11月30日午後0時をもって、ゲームへの一切の接続が不可能となり、公式サイトも休止中の表示に切り替えられました（現在は公式サイト自体が閉鎖されています）。

ゲームオンがオープンβサービスまで公開したオンラインゲームの中で、サービスが休止されたのは、この『ミラクルサマナー キュイ』のみです（『PI STORY』はオープンβサービス前に開発が中止されたため、扱いが異なります）。

関連人物

竹浪秀行：キャラクターデザインを担当。

脚注

公式サイト - ウェイバックマシン（2008年8月15日アーカイブ分）

『ミラクルサマナー キュイ』は、短い期間でサービスを終えることとなりましたが、ゲームオンの新たな挑戦として、また、オンラインゲームの歴史における一つの事例として、記憶されるべき作品と言えるでしょう。

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