ミロシュ・ヨイッチ

ミロシュ・ヨイッチ（セルビア語: Милош Јојић, Miloš Jojić, 1992年3月19日 - ）は、セルビア出身のプロサッカー選手です。主にミッドフィールダー（MF）としてプレーし、その創造性とボールコントロールの高さで知られています。

クラブキャリア

ヨイッチは、2003年にパルチザン・ベオグラードのユースチームに加入し、才能を磨きました。2010年には、FKテレオプティックへ移籍し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。FKテレオプティックでの活躍が認められ、2012年1月24日、パルチザン・ベオグラードに4年契約で復帰。ただし、2011-2012シーズンはレンタル移籍の形でテレオプティックに残留しました。パルチザン復帰後は中心選手として活躍し、リーグ戦35試合に出場、10得点を記録しました。

2014年1月31日、ヨイッチはドイツの強豪ボルシア・ドルトムントへ4年半契約で移籍。新たな挑戦をスタートさせました。しかし、ドルトムントでは出場機会に恵まれず、2015年7月5日、1.FCケルンへ2019年6月までの4年契約で完全移籍。ケルンでは、より多くの出場機会を得て、自身のプレースタイルを確立しました。

2018年7月10日、トルコのイスタンブール・バシャクシェヒルFKへの移籍が発表され、現在も同クラブで活躍しています。

代表キャリア

ヨイッチは、セルビア代表として各年代でプレーし、その才能を早くから開花させていました。2011年には、UEFA U-19欧州選手権に出場し、国際舞台での経験を積みました。そして、2013年10月11日、親善試合の日本代表戦でA代表デビューを飾り、記念すべき代表初得点を記録しました。

プレースタイル

ヨイッチは、卓越したボールコントロールとパスセンスを持ち合わせており、中盤でのゲームメイクを得意としています。また、攻撃的なポジションもこなせるユーティリティ性も兼ね備えています。正確なパスで攻撃を組み立てるだけでなく、自らドリブルで切り込み、得点を奪うことも可能です。そのプレースタイルから、セルビア代表および所属クラブにおいて、重要な役割を担っています。

獲得タイトル

パルチザン・ベオグラード
セルビア・スーペルリーガ (1): 2012–13

ボルシア・ドルトムント
DFLスーパーカップ (1): 2014

ミロシュ・ヨイッチは、セルビアサッカー界を代表する選手の一人として、今後の活躍が期待されています。

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