メイソン・グリーンウッド

メイソン・グリーンウッド：波乱万丈なキャリアを歩む才能あるFW

メイソン・ウィル・ジョン・グリーンウッド（Mason Will John Greenwood, 2001年10月1日 - ）は、イングランド・ウェスト・ヨークシャー出身のサッカー選手です。リーグ・アンのオリンピック・マルセイユに所属し、元イングランド代表としてもプレーしました。ポジションはFW。

経歴

クラブ

7歳からマンチェスター・ユナイテッドFCのアカデミーに所属し、才能を開花させました。2019年にトップチームへ昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせます。2019年3月6日、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマンFC戦で途中出場し、17歳と156日という若さでプロデビューを飾りました。

2019-20シーズンには、UEFAヨーロッパリーグのFCアスタナ戦でプロ初ゴールを記録。これは、マンチェスター・ユナイテッドのヨーロッパのコンペティションにおける最年少ゴール記録となりました。同年11月にはプレミアリーグ初ゴールを決め、7月にはリーグ戦で初の2ゴールを達成。ウェストハム・ユナイテッド戦では10ゴールの大台に到達し、プレミアリーグ史上18歳で2桁ゴールを決めた3人目の選手となりました。

2020-21シーズンからは、背番号を26番から11番に変更。2021年2月にはマンチェスター・ユナイテッドとの契約を2年間延長しました。同年5月のアストン・ヴィラ戦では、ウェイン・ルーニーを抜き、クラブ最年少で通算16ゴールを記録しました。

しかし、2021-22シーズン中の2022年1月、恋人への暴行容疑で逮捕され、クラブから出場停止処分を受けます。その後、刑事訴訟手続きは打ち切られましたが、クラブとの協議の結果、マンチェスター・ユナイテッドでのキャリアを続けることは難しいとの判断が下されました。

2023年9月1日、スペインのヘタフェCFへの1年間のローン移籍が発表され、新たな挑戦が始まりました。9月17日には約20ヶ月ぶりに公式戦に出場。9月27日には移籍後初の先発出場を果たし、アシストを記録しました。

代表

各年代のイングランド代表としてプレーし、2020年8月にはフル代表に初招集されました。UEFAネーションズリーグのアイスランド戦でデビューを飾りましたが、試合後に規律違反を犯し、代表から追放されるという不名誉な経験もしています。

人物

6歳の時、マンチェスター・ユナイテッドのスカウトが視察に訪れた試合で10ゴールを挙げ、入団のきっかけを掴みました。両利きですが、本人は左足でのプレーを好んでいます。ただし、PKに関しては、過去の失敗から右足で蹴るようにしています。

代表デビュー後のスキャンダルや過去の笑気ガス吸引映像流出など、ピッチ外での問題も抱えており、度々謝罪しています。

プレースタイル

両足を遜色なく使える器用さと、シュートセンスに優れています。また、前線でのボールキープ力が高くチャンスメイクも得意です。

代表歴

UEFAネーションズリーグ2020-21
国際Aマッチ 1試合 0得点（2020年）

外部リンク

メイソン・グリーンウッド - Soccerwayによる個人成績
Transfermarkt

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