メイブリス・ビロリア

メイブリス・ジョン・ビロリア・オケンドー：国際舞台とメジャーリーグでの挑戦

メイブリス・ジョン・ビロリア・オケンドー(1997年2月15日生まれ)は、コロンビア、ボリーバル県カルタヘナ出身の、右投左打のプロ野球選手である。捕手として活躍し、2023年シーズン終了時点でフリーエージェント(FA)となっている。

ロイヤルズ時代：マイナーリーグでの成長とメジャー昇格

オケンドー選手のキャリアは、2013年にカンザスシティ・ロイヤルズとアマチュア・フリーエージェント契約を結んだことから始まる。その後、傘下マイナーリーグで経験を積み重ねた。ルーキーリーグからパイオニアリーグまで、複数のチームを渡り歩きながら着実に実力を伸ばした。2016年にはパイオニアリーグでMVPを受賞する活躍を見せ、その才能を証明した。2017年にはWBCコロンビア代表にも選出され、国際舞台での経験も積んでいる。マイナーリーグでの活躍を経て、2018年9月、メジャーリーグに初昇格。メジャーデビューを果たすと、その後もロイヤルズの一員として数シーズンに渡りプレーを続けた。メジャーリーグでは、持ち前の打撃センスと堅実な守備で存在感を示したものの、出場機会確保には苦戦した。

各球団でのプレーとFA

ロイヤルズ時代を経て、オケンドー選手はテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2022年シーズンはAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーした後、メジャー契約を結んでメジャーリーグへ復帰。同年にはサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍するも、出場機会に恵まれず、FAとなった。その後、クリーブランド・ガーディアンズとマイナー契約を結び、2023年シーズン開幕ロースター入りを果たしたものの、出場機会は限られ、再びFAとなった。同年にはロサンゼルス・エンゼルス、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格には至らず、シーズン終了後、再びFAとなった。

国際舞台での活躍

オケンドー選手は2017年と2023年の[ワールド・ベースボール・クラシック]にコロンビア代表として出場している。母国を代表して国際舞台で活躍した経験は、彼のキャリアにとって貴重な財産となっていると言えるだろう。

まとめ

オケンドー選手は、マイナーリーグで培った経験と国際舞台での活躍を経て、メジャーリーグで挑戦を続けてきた選手である。メジャーでの定着には至らなかったものの、彼の高い潜在能力と、母国コロンビアへの貢献は、今後も注目に値する。今後の動向に期待したい。

詳細情報

年度別打撃成績 (2023年シーズン終了時)
年度別守備成績 (2022年シーズン終了時)
背番号：72 (2018年 - 2020年、2023年 - 同年4月30日)、60 (2022年)
代表歴：2017年、2023年 ワールド・ベースボール・クラシック・コロンビア代表

選手の通算成績と情報は、MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)、MiLB.comなどで確認できる。

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