メガ・シャークVSクロコザウルス

メガ・シャークVSクロコザウルス

『メガ・シャークVSクロコザウルス』（原題: Mega Shark vs Crocosaurus）は、アメリカが製作したビデオ映画で、前作『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』の続編にあたります。今回は、メガ・シャークと新たに登場する超巨大ワニ「クロコザウルス」を中心に繰り広げられる壮絶な戦闘と、それに立ち向かう人々の奮闘が描かれています。

あらすじ

物語は、メガ・シャークとジャイアント・オクトパスの戦いから数年後の世界を舞台にします。コンゴに位置するダイヤモンド鉱山では、突如として超巨大なワニであるクロコザウルスが出現し、鉱山で働く人々に襲いかかります。この異常事態に米軍は反応し、大西洋上でのソナー操作を通じてメガ・シャークの存在を確認、サメ専門家のテリー・マコーミックは、サメを引き寄せる音波工具を使用して実験を開始します。

一方、コンゴではハンターのナイジェルがクロコザウルスの捕獲に成功し、親魚を捕らえようとしています。しかし、メガ・シャークが襲来し、ナイジェルの船は沈没、クロコザウルスは逃走してしまいます。その後、米軍と協力関係を築いたナイジェルとマコーミックは、クロコザウルスの産卵場所を特定し、メガ・シャークもその卵を狙いに現れます。

戦闘の展開

卵を守ろうとするクロコザウルスと、卵を狙うメガ・シャークの対峙は避けられず、米軍の空爆が行われますが、卵は全滅。この結果、クロコザウルスはマイアミにまで上陸し、恐怖の惨事が広がります。米軍は様々な手段をもってこれを迎撃しようとしますが、力及ばず、さらなる破壊が続く中、原子力発電所を攻撃しクロコザウルスを海へ追いやります。

しかし、その頃メガ・シャークは原潜と戦っており、あっさりと原潜を沈めてしまいます。この状況を打破するため、米軍は両者を衝突させる作戦を決行します。音波球とクロコザウルスの卵を使い、敵をパナマ運河に誘導。そこから激しい戦闘が繰り広げられますが、決着はつかず、運河自体が破壊され両者は再び外海へと逃げてしまいます。

終息への道

各地でクロコザウルスの卵が孵化し、新たな子ワニたちが人々を襲っていく中、最終手段として核攻撃が考慮されます。しかし、この時メガ・シャークが原潜を飲み込み、状況はさらに混沌とします。クライマックスはハワイでの激しい対決。マコーミックは音波球を利用し、海底火山を噴火させメガ・シャークとクロコザウルスを同時に討伐しようと試みます。作戦は見事に成功し、二匹は海底火山へ沈んでいくのです。

キャスト

この映画には、ナイジェル役としてゲイリー・ストレッチ、テリー・マコーミック役としてジェイリール・ホワイトが出演。その他にも豪華なキャスト陣が脇を固めており、日本語吹き替えもされているので、多くの人が楽しめる内容となっています。

この作品は、巨大な海洋生物の戦いとそれに立ち向かう人間の姿を描いたエンターテインメントであり、アクション映画のファンにとって非常に魅力的な一作です。

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