メガ・ミリオンズ

メガミリオンズとは

メガミリオンズは、アメリカ合衆国で非常に人気のある数字選択式の宝くじです。45の州とコロンビア特別区、アメリカ領ヴァージン諸島で販売されています。1口2ドルで、毎週2回抽選が行われます。

歴史

1996年8月31日に「ザ・ビッグ・ゲーム」という名称で、ジョージア州、イリノイ州など6つの州で販売が開始されました。その後、販売地域は拡大し、2020年現在では45州で販売されています。ただし、アラバマ州、アラスカ州、ハワイ州、ネバダ州、ユタ州、プエルトリコでは販売されていません。

遊び方

メガミリオンズの基本的なルールは、以下の通りです。

1. 1から70までの数字（白ボール）の中から5つを選ぶ。
2. 1から25までの数字（メガボール）の中から1つを選ぶ。

これらの数字が全て抽選結果と一致すれば、ジャックポット（大当たり）を獲得できます。ジャックポット以外にも、選んだ数字の組み合わせに応じて、様々な賞金が用意されています。

賞金について

賞金額は、当選した数字の数や当選者の数によって変動します。

白ボール5つとメガボール1つ一致: ジャックポット。賞金額は回によって大きく変動します。
白ボール5つ一致: 約20万～40万ドル。
メガボール1つ一致: 約2ドル。

白ボールのみが当たった場合は、3つ以上一致した場合にのみ賞金が出ます。

高額当選について

メガミリオンズでは、過去に何度か巨額のジャックポットが発生しています。

2007年3月: 3億9000万ドルのジャックポットが出ました。
2012年3月: 5億4000万ドルの繰越金が発生し、世界最高当選金額を更新しました。この回では、6億4000万ドルのジャックポットを3人が分け合いました。
2018年10月: 15億3700万ドルの繰越金が発生し、サウスカロライナ州の1人が単独で当選しました。

高額当選の場合、一括払いか分割払いを選択できます。一括払いの場合は当選金から税金が引かれます。分割払いの場合は、当選金を数十年かけて受け取ることができます。

また、アメリカでは宝くじの当選金が600ドルを超えると、連邦税と州税合わせて約30％が課税されます。

当選確率

2017年10月28日以降、メガミリオンズのフォーマットが変更され、ジャックポットの当選確率は302,575,350分の1となりました。

関連情報

パワーボール: メガミリオンズと並んでアメリカで人気の数字選択式宝くじです。
外部リンク:
メガミリオンズ公式サイト（英語）
カリフォルニア州メガミリオンズ公式サイト（英語）

メガミリオンズは、高額当選の可能性がある魅力的な宝くじです。アメリカを訪れた際には、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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