メギドラモン

メギドラモン

メギドラモンは、デジタルモンスターシリーズに登場する架空の生命体・デジタルモンスターの一種です。特に、『デジモンテイマーズ』では、メガログラウモンが暗黒進化を遂げた姿として登場します。

種族としてのメギドラモン

メギドラモンは、ギルモンの究極体の一つであり、四大竜の中でも唯一の邪竜型デジモンです。その性格は極めて凶悪かつ邪悪であり、その存在自体が「デジタルハザード」と称されるほど、デジタルワールドに甚大な被害をもたらすとされています。覚醒すれば、デジタルワールドを滅ぼしかねないほどの力を持つと言われています。

また、カオスデュークモンと同一の存在であるという説も存在し、見る者によって騎士のようにも、竜のようにも見えるとされています。

基本データ

世代: 究極体
タイプ: 邪竜型
属性: ウィルス
所属: 四大竜

得意技

ヘル・ハウリング: 「地獄の咆哮」とも呼ばれる強力な衝撃波です。

必殺技

メギドフレイム: あらゆる物体を灰に変えてしまうほどの高熱の炎です。

X抗体版メギドラモン

X抗体を得たメギドラモンは、一切の善性を持たない、純粋な邪悪の権化と化します。この変化は、X抗体の最大の罪とも言われています。その存在はデジタルワールドの全てを破壊し、焼き尽くすとされ、まさに「地獄の化身」と呼ぶにふさわしい姿をしています。生きることを諦めた時、本当のメギドラモンの姿を垣間見ることができると言われています。

「ヘル・ハウリング」と「メギドフレイム」は、計り知れない邪悪なエネルギーを帯び、もはやデジモン単体の力では説明できないほどのレベルに達しているとされています。

亜種・関連種

メガログラウモン
デュークモン
* カオスデュークモン: メギドラモンと同一の存在であるという説があります。

登場人物としてのメギドラモン

デジモンテイマーズ

『デジモンテイマーズ』では、主人公の一人であるタカトのベルゼブモンへの怒りが引き金となり、ギルモンが暗黒進化した姿として登場します。ベルゼブモンと互角に戦い、誰にも止められないほどに暴れ回りますが、最終的にはベルゼブモンに敗北します。この結果に責任を感じたタカトが謝罪することで、ギルモンは真の究極体であるデュークモンへと進化を遂げます。

デジモンクロスウォーズ (漫画)

『Vジャンプ』掲載時の『デジモンクロスウォーズ』第10話では、天野ネネと融合したシェイドモンがダークネスローダーを使用し、ミレニアモンを強制デジクロスする際に、本来はメガドラモンが素材として使用される予定でしたが、誤植によりメギドラモンとなっていました（単行本第2巻では修正済み）。

その後、第21話（最終話）の最終決戦において、強制クロスオープンされたズィードミレニアモンの素材として、シルエットを含めた複数体がアルティメットカオスモン、アルゴモン4体と共に登場します。しかし、その内の1体はベルゼブモン、バンチョーレオモン、アグニモンによって、残りの複数体も進化を取り戻したデジモンたちの前に次々と倒されていきました。

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