メルセデス・ベンツ・GLB

メルセデス・ベンツGLB：7人乗り高級SUVの進化

メルセデス・ベンツGLBは、同社が展開する高級SUVシリーズの一員です。2019年にコンセプトモデルが発表され、そのスタイリッシュなデザインと7人乗りという実用性が注目を集めました。その後、2019年に量産モデルが欧州で発売され、2020年には日本市場にも導入されました。

日本仕様と搭載技術

日本市場では、2.0Lディーゼルターボエンジン搭載のGLB 200 dと、2.0Lガソリンターボエンジン搭載のGLB 250 4MATIC Sportsの2グレードが発売されました。両モデル共に、8速DCTと7人乗り仕様が特徴です。

快適なドライブを支える先進技術も満載です。全車に、高精細なワイドスクリーンコックピットや、AIによる音声認識システム「MBUX（メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス）」が標準装備。運転を支援する先進安全技術である「レーダーセーフティパッケージ」も搭載し、安全性能の高さも魅力の一つです。

ハイパフォーマンスモデルAMG GLB 35 4MATIC

よりスポーティな走りを楽しむためのハイパフォーマンスモデルとして、「Mercedes-AMG GLB 35 4MATIC」もラインアップに加わりました。306PSの高出力エンジンとAMG専用の4MATICシステムにより、ダイナミックな走行性能を実現しています。AMG RIDE CONTROLサスペンションや強化ブレーキシステムなど、走りに特化した装備も備えています。

グレードバリエーションの拡充とマイナーチェンジ

その後、エントリーモデル「GLB 180」やディーゼル四輪駆動モデル「GLB 200 d 4MATIC」が追加され、ユーザーの選択肢が広がりました。

2023年のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインが刷新され、フロントグリルやバンパー、ヘッドライトなどが変更されました。インテリアもステアリングホイールなどが改良され、より洗練された雰囲気になりました。安全装備も充実し、「アダプティブハイビームアシスト」が標準装備化されました。オプションでBurmesterサラウンドサウンドシステムも選択可能となりました。さらに、AMGラインパッケージでは、よりスポーティなデザインと装備が提供されます。

特別仕様車

2024年には、「GLB 180 Edition Black Stars」と「GLB 200 d 4MATIC Edition Black Stars」という特別仕様車が発表されました。特別な外装色やインテリア、そして充実した装備が魅力です。

マーケティング

日本での発売を記念し、アニメ映画「映画ドラえもん のび太の新恐竜」とのタイアップキャンペーンも実施されました。このキャンペーンでは、ドラえもんを起用したスペシャルサイトやウェブCMが公開され、多くの注目を集めました。

まとめ

メルセデス・ベンツGLBは、7人乗りという利便性と、高級感あふれるデザイン、先進の技術、そして高い安全性能を兼ね備えたSUVです。多様なグレード展開と、ユーザーニーズに応えるマイナーチェンジにより、幅広い層に支持されるモデルとなっています。 今後、さらなる進化と改良が期待されるモデルです。

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