メロディアタック

メナード メロディアタックの概要

『メナード メロディアタック』は、1977年10月から1979年12月までの間、テレビ朝日系列で放送された音楽をテーマにしたクイズ番組です。朝日放送（ABCテレビ）が制作し、メナード化粧品が一社提供として番組を支えました。毎週日曜日の夜7時から30分にわたって、様々な音楽に関するクイズが出題され、視聴者に楽しさを提供しました。

番組の司会者

番組の初期は、押阪忍さんと岡田奈々さんが司会を担当し、1977年から1979年の間に多くの名場面を生み出しました。1979年7月以降は、山城新伍さんと香坂みゆきさんが司会を引き継ぎ、より多くの参加者と共に新たな魅力を加えました。

ルールとゲーム内容

初期のルール（押阪・岡田時代）

この時期の『メロディアタック』では、4組のペアがトーナメント方式で競い合いました。予選では、2つのゲームが行われ、合計で3ポイントを先取したチームが決勝進出となります。

予選ゲーム

1. ゴールデンツリー: 巨大な回転ツリーを使い、音楽のイントロを当てるゲームです。音楽が流れている間、回答するチームが葉っぱをちぎり、正解が出ると枚数がカウントされます。成績に応じて賞金が獲得できます。

2. メロディピアノ: 短いピアノの演奏を聞いて、イントロを当てるゲームです。

決勝ゲーム

決勝では、さらに2つのゲームが行われます。
1. メロディ・ラララ: 指定されたメロディ「ラララ…」で音楽のタイトルを当てる形式です。

2. ルーレット: 音楽のイントロを当てるゲームで、賞金がルーレットで決まります。「DOUBLE」に当たることもあり、賞金が倍増する仕組みです。

山城・香坂時代

この時期になると、番組の参加者はさらに増え、30組のペアが参加しました。予選の内容も新しくなり、音楽に関する○×クイズが導入されました。ここでは、不正解とならないような戦略が求められ、緊張感が漂いました。

予選ゲーム

1. ○×クイズ: 音楽に関する問題に挑み、不正解で失格になる厳しいルールが設定されました。

2. イントロクイズ: 音楽のイントロを当てるゲームが行われ、ここでも正解したチームが決勝へ進みます。

決勝

決勝では、早押し形式のクイズが行われ、優勝チームには豪華な賞品、特にハワイ旅行などが贈られました。クイズは複数のラウンドに分かれており、一層の盛り上がりを見せました。このように『メナード メロディアタック』は、視聴者と参加者双方の頭脳を刺激し、音楽に対する愛と理解を深める場となりました。

特別企画

1979年4月には、開局20周年を記念した特別企画「メロディアタック祭り」が行われ、一般参加者も交えて大規模なクイズが開催されました。

ネットワーク

この番組は、朝日放送をはじめとする多くのテレビ局で放送され、視聴者に親しまれていました。各地のテレビ局が参加することで、全国規模での人気を誇る番組となりました。

『メナード メロディアタック』は、音楽を通じて多くの人々に楽しさを提供し続け、テレビの黄金時代を象徴するような番組として記憶されています。

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