モハメド・ティムミ

モハメド・ティムミは、1960年1月15日生まれ、モロッコ出身の元サッカー選手です。ポジションはMFで、主にゲームメーカーとして活躍しました。

プレースタイル

ティムミは、細身ながらも左足を活かしたテクニカルなプレースタイルが特徴でした。巧みなドリブルとボールキープ、そして正確なパスセンスで多くのチャンスを演出しました。また、自らも得点を奪う能力も持ち合わせていました。

クラブでの活躍

1978年にウニオン・トゥアルガでキャリアをスタートさせ、1984年にFARラバトへ移籍。FARラバトでは、1985年にアフリカ・チャンピオンズカップを制覇し、同年にアフリカ年間最優秀選手賞を受賞しました。
1987年にベルギーのKSCロケレンへ移籍し、ヨーロッパでのプレーを経験。その後、スペインのレアル・ムルシアを経て、1990年に30歳で現役を引退しました。

モロッコ代表としての活躍

モロッコ代表としては、1986年のワールドカップ・メキシコ大会に出場。アフリカ勢として初の決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。その活躍は、モロッコサッカー史に名を刻むものとなりました。

引退後

引退後は、サッカー指導者などとして活動しているかは不明です。しかし、彼の残した功績は、モロッコサッカー界において語り継がれています。

タイトル

クラブ
アフリカ・チャンピオンズカップ：1回 (1985年)
個人
アフリカ年間最優秀選手賞：1回 (1985年)

モハメド・ティムミは、その卓越した技術と戦術眼で、1980年代のモロッコサッカーを牽引した偉大な選手として記憶されています。

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