モンスター烈伝 オレカバトル

モンスター烈伝 オレカバトル

『モンスター烈伝 オレカバトル』は、株式会社コナミが提供するトレーディングカードアーケードゲームです。2012年3月14日に稼働を開始し、2022年3月31日まで続きました。本作は、オリジナルカードをリアルタイムで印刷し、プレイヤーが自分の名前を書き込めることが特徴です。ゲームは今までに多くのアニメ化や漫画化もされており、その人気は根強いものがあります。

概要

ゲームは、コナミが制作した遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームと同じサイズの光沢紙カードを用います。興味深い点は、本作がトレーディングカードアーケードゲームとして初めて、リアルタイムで発行されるカードを使用した点です。そのため、プレイヤーは遊びながら自分のカードを増やしていくことができます。また、初めて縦型画面のモニターも取り入れられました。略称は「オレカ」で、プレイヤーはカードを使って自分のモンスターを育成し、戦わせていく過程を楽しみます。

2016年には発売元がコナミデジタルエンタテインメントからコナミアミューズメントに変更されましたが、変更後もゲームの人気は衰えず、2022年には「迅雷の章」が最終弾としてリリースされました。

ゲームプレイ

プレイヤーは100円を投入し、シングルプレイや2人対戦を選ぶことができます。メモリーカードを用いれば、自分の記録を保存することも可能です。ゲームは、最初にプレイヤーの名前を決め、その後バトルメニューが表示されます。プレイヤーは、自身の持つカードを使って敵チームと戦い、勝利することでゲーム内通過を得たり、モンスターのレベルを上げたり、アイテムをゲットしたりします。

バトルでは、選んだ章ごとに様々なモンスターと戦うことができ、特定の条件を満たすと新たな敵モンスターが出現することもあります。さらに、ゲーム内には「合体の館」というモードがあり、ここではアイテムやモンスターの合成を行い、新たなアイテムやモンスターを生み出すことができます。最後には、獲得したアイテムやモンスターをカードとして登録していくことが可能です。

ゲームの歴史

2012年には序章「勇者の旅立ち」が解禁され、その後次々と新しい章がリリースされていきます。各章のテーマに基づいたモンスターやアイテムが登場し、新しいストーリーや出会いが用意されています。2016年以降は新たに「◯◯の章」という形で進化しつつ、多くのモンスターや新エピソードの追加が行われました。その後2024年には続編『モンスター烈伝 オレカバトル2』の製作が発表されています。

このように、『モンスター烈伝 オレカバトル』は、ただのカードバトルを超えた魅力的なゲーム体験を提供し続け、多くの人々に愛されてきました。エンターテイメントの新たな形として、ゲーム市場でも重要な位置を占めていると言えるでしょう。

もう一度検索