モントリオール地下鉄ブルーライン

モントリオール地下鉄ブルーラインは、カナダ・ケベック州モントリオール市を走る地下鉄路線の一つです。路線番号は5号線で、スノードン駅からサン・ミッシェル駅を結んでいます。フランス語では「Ligne bleue」と呼ばれています。

歴史

ブルーラインは、モントリオール地下鉄で4番目に開通した路線です。最初に開通したのは1986年で、ドゥ・カステルノー駅からサン・ミッシェル駅間でした。その後、1987年にパルク駅まで、1988年にはスノードン駅まで延伸されました。当初は3号線の建設計画がありましたが、中止されたため、4番目に開通した路線であるにもかかわらず、路線番号は5号線となっています。

特徴

ブルーラインは、モントリオール中心街を通過せず、モンロワイヤル山の北側を東西に走っています。全区間が地下区間となっており、地上に出ることはありません。これにより、天候に左右されずに移動することが可能です。

今後の展望

2022年からは、サン・ミッシェル駅からアンジューまでの6km区間の延伸工事が開始されており、2029年の開通が予定されています。さらに、スノードン駅より先の延伸計画も存在しており、今後も路線の拡張が期待されています。

駅一覧

以下に、ブルーラインの駅を一覧で示します。

スノードン駅 (Snowdon)
コット・デ・ネージュ駅 (Côte-des-Neiges)
ユニバーシティ・ド・モントリオール駅 (Université-de-Montréal)
エドゥアール・モンティプティ駅 (Édouard-Montpetit)
アウトレモン駅 (Outremont)
パルク駅 (Parc)
アカデミー駅(Acadie)
ド・カステルノー駅 (De Castelnau)
ジャン・タロン駅(Jean-Talon)
ファビ駅 (Fabre)
ディバン駅 (D'Iberville)
サン・ミッシェル駅 (Saint-Michel)

まとめ

モントリオール地下鉄ブルーラインは、市内中心部を迂回し、モンロワイヤル山周辺の地域を結ぶ重要な交通手段です。延伸計画も進行しており、今後もモントリオールの公共交通網において重要な役割を果たすことが期待されます。

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