モーション・シティ・サウンドトラック

モーション・シティ・サウンドトラック（Motion City Soundtrack）

アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のロックバンド。1997年の結成以来、メンバーの変遷を経ながらも、エモ、ポップパンクを基調とした独自のサウンドで人気を博している。

バンドの歴史

1997年、ジョシュア・ケインがバンド解散後、ジャスティン・ピエールを誘いバンドを結成。当初はジョシュアがベース、ジャスティンがギターを担当していた。その後、メンバーチェンジを繰り返しながら、1999年に1stシングルをリリース。

2002年には、ドラマーのトニー・サクストン、ベーシストのマシュー・タイラー、キーボーディストのジェシィ・ジョンソンが加入し、現在の主要メンバーが揃う。2003年にアルバム『I Am the Movie』でメジャーデビュー。

2005年、2ndアルバム『Commit This to Memory』がビルボードUSインディーチャートで2位を記録。2007年リリースの3rdアルバム『Even If It Kills Me』は、ビルボードのアルバムチャートで初登場17位、USインディーチャートでは1位を獲得し、米AP誌の表紙を飾るなど、バンドの人気は頂点に達した。

2010年、4thアルバム『My Dinosaur Life』をリリース。ビルボードのアルバムチャートで初登場16位を記録。その後も精力的に活動を続けていたが、2016年にファイナルツアーをもって無期限の活動休止に入った。

2019年、公式ホームページおよびSNSで活動再開とツアー開催を発表。活動休止中に脱退していたドラマーのトニー・サクストンが復帰し、再び精力的に活動を行っている。

サウンドの特徴

モーション・シティ・サウンドトラックの音楽は、エモ、ポップパンクを基調としながらも、シンセサイザーやキーボードを効果的に使用した、独特のサウンドが特徴。

キャッチーなメロディーと、少しひねりのある歌詞が魅力で、聴く人の心を掴む。

メンバー

現メンバー
ジャスティン・ピエール（Justin Pierre） – ボーカル、リズムギター
ジョシュア・ケイン（Joshua Cain） – リードギター、バッキング・ボーカル
ジェシィ・ジョンソン（Jesse Johnson） – シンセサイザー、キーボード、ピアノ
マシュー・タイラー（Matthew Taylor） – ベース、バッキング・ボーカル
トニー・サクストン（Tony Thaxton） – ドラム、パーカッション、バッキング・ボーカル

ツアー・メンバー
ザック・コンテ（Zach Comtois） – リズムギター

旧メンバー
ジョー・スキナー（Joe Skinner） – リードギター
アンドリュー・ホイットニー（Andrew Whitney） – ドラム
アンドリュー・グルーン（Andrew Gruhn） – キーボード
オースティン・リンドストローム（Austin Lindstrom） – ベース
ジョエル・ハベダンク（Joel Habedank） – ドラム
マット・ポトクニク（Matt Potocnik） – ベース
シドニー・ブルクドルフ（Sidney Burgdorf） – ドラム
クラウディオ・リベラ（Claudio Rivera） – ドラム

ディスコグラフィー

アルバム
I Am the Movie (2003)
Commit This to Memory (2005)
Even If It Kills Me (2007)
My Dinosaur Life (2010)
Go (2012)
Panic Stations (2015)

シングル
Promenade / Carolina (1999)
True Romance (2012)

その他
Kids for America (2000) - 自主制作EP
Back to the Beat (2000) - 自主制作EP
Motion City Soundtrack / Schatzi (2003) - スプリット盤
Limbeck / Motion City Soundtrack (2004) - スプリット盤
Matchbook Romance / Motion City Soundtrack (2004) - スプリット盤
!POLICIA! A Tribute To The Police (2005) - ポリスのトリビュート・アルバム
Pop Punk 80's (2005) - オムニバスアルバム
Sound of Superman (2006) - 映画『スーパーマン・リターンズ』のトリビュート・アルバム
Live at Lollapalooza (2007) - ライブ音源
Acoustic EP (2008) - アコースティックEP
Lost Out In The Machinery ~The Songs Of The Rentals~ (2010) - The Rentalsのトリビュート・アルバム
オールモスト・アリス (2010) - 映画『アリス・イン・ワンダーランド』インスパイア・アルバム
Wait So Long / Disappear -Motion City Soundtrack & Trampled by Turtles (2011) - スプリット盤
Minnesota Beatle Project, Vol.3 (2011) - ビートルズのトリビュート・アルバム

外部リンク

日本公式サイト
Motion City Soundtrackオフィシャルサイト
Motion City Soundtrack - Myspace
The Boombox Generation


モーション・シティ・サウンドトラックは、エモ、ポップパンクシーンにおいて、常に革新的なサウンドを追求し、多くのファンを魅了し続けている。今後の活動にも注目が集まる。

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