モーゼス・ムーディー

モーゼス・ジョサイア・ムーディー（Moses Josiah Moody）は、2002年5月31日生まれ、アメリカ合衆国アーカンソー州リトルロック出身のプロバスケットボール選手です。NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属し、ポジションはシューティングガードを務めています。

カレッジでの活躍

ムーディーはアーカンソー大学に進学し、大学バスケットボール界でその才能を開花させました。2021年3月13日のルイジアナ州立大学戦では、キャリアハイとなる28得点を記録。このシーズン、彼は平均16.8得点、5.8リバウンド、1.6アシストという素晴らしい成績を残し、SEC（サウスイースタン・カンファレンス）の新人王に輝きました。さらに、オールSEC1stチームにも選出されるなど、その実力は高く評価されました。大学での成功を経て、ムーディーは2021年のNBAドラフトにアーリーエントリーを決意しました。

NBAでの挑戦

2021年7月30日、ムーディーはNBAドラフトにおいて、ゴールデンステート・ウォリアーズから1巡目全体14位という高い評価で指名を受けました。同年8月5日には、ウォリアーズとの契約に正式に合意。10月19日のロサンゼルス・レイカーズ戦でNBAデビューを果たし、2得点、2リバウンドを記録。チームも121-114で勝利し、幸先の良いスタートを切りました。2022年3月7日のデンバー・ナゲッツ戦では、キャリアハイとなる30得点をマークしましたが、チームは惜しくも124-131で敗れました。しかし、このシーズン、ウォリアーズはNBAファイナルに進出し、ムーディー自身も初のNBAチャンピオンを経験するという、忘れられないシーズンとなりました。

ウォリアーズとの契約延長

2024年10月20日、ムーディーはゴールデンステート・ウォリアーズとの間で、3年総額3,900万ドルという大型契約の延長に合意しました。これは、彼がチームから高く評価され、将来を嘱望されていることの証と言えるでしょう。

モーゼス・ムーディーは、アーカンソー大学での輝かしい実績をひっさげ、NBAの舞台へと飛び込みました。ルーキーシーズンにNBAチャンピオンを経験するなど、恵まれたスタートを切りました。ウォリアーズとの契約延長も果たし、今後の活躍がますます期待されています。

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