モーニング娘。のへそ

モーニング娘。のへそ

『モーニング娘。のへそ』は、2000年の1月から9月まで、毎週月曜日から金曜日の夕方にテレビ東京系で放送された、モーニング娘。を中心としたバラエティ番組です。放送全体の期間は約9か月で、内容は3か月ごとに変更される構成となっていました。

放送内容の概要

番組は、主にミニドラマと料理企画の2本を柱にしており、初めの3か月では『モーニング娘。の愛物語』と『モーニング娘。の料理便』がそれぞれ放送されました。

第1クール：ミニドラマと料理

第1クールでは、毎週月曜日から水曜日にかけて放送された『モーニング娘。の愛物語』が全38回続き、木曜日と金曜日には『モーニング娘。の料理便』が全26回放送されました。ミニドラマには平家みちよ、矢口真里、保田圭、市井紗耶香、後藤真希といったメンバーが出演しました。

放送日とエピソード

例えば、1月4日に放送された第1回目のエピソード「恋の微熱」をはじめとして、ドラマの各回では日常のさまざまな出来事に焦点を当てたストーリーが展開されました。そして、1月6日から始まった料理便では、スタッフの中澤裕子を中心に、様々な料理が紹介され、旬の食材を使った美味しいレシピが視聴者に提供されました。

第2クール：ゲームと交流

第2クールのスケジュールでは、毎週異なるゲーム対決が行われ、その中での勝者には番組のマスコットキャラクター「へそブタくん」が贈られました。5月からは新メンバーが登場し、徐々にメンバーの入れ替わりも見られました。2期生の市井紗耶香は5月19日の放送をもって番組を卒業しました。

第3クール：ユニット活動の密着

第3クールでは、特に新ユニットや新メンバーに焦点を当てた内容が多く、毎回与えられた指令に基づいて活動が行われ、その成果は後日『ハロー!モーニング。』で報告される形式となりました。また、番組内ではフリートークも公開され、メンバー同士の交流を楽しむ視聴者も多かったことでしょう。

番組の延長と影響

この『モーニング娘。のへそ』の成功により、次いでテレビ東京の深夜帯におけるバラエティ番組シリーズが始まり、2009年まで続くこととなります。長寿番組となった『モーニング娘。のへそ』は、モーニング娘。の人気をより一層高める重要な役割を果たしました。

スタッフとリリース

この番組の製作には、山崎直樹が企画を担当し、ディレクターには須藤勝が名を連ねています。また、ファンクラブ向けにVHSが発売され、特定のエピソードはセブン-イレブンでも入手できました。また、2000年にはファンブックも出版され、ISBN 4-8470-1371-9として流通しました。

まとめ

『モーニング娘。のへそ』は、当時の文化を反映したユニークな番組であったと言えます。バラエティ、ドラマ、料理の要素が巧みに組み合わさり、多くのファンに愛されたこのプログラムは、今なおその魅力を語り継がれています。

もう一度検索