ヤニック・モレイラ

ヤニック・ピレス・モレイラ (Yanick Pires Moreira)

ヤニック・ピレス・モレイラは、1991年7月31日にアンゴラの首都ルアンダで生まれたバスケットボール選手です。ポジションはセンター/パワーフォワード。

プロとしてのキャリア

モレイラは2008年にアンゴラの国内リーグでプロデビューを果たしました。その後、2011年にNBA選手を目指すためアメリカへ渡り、テキサス州にあるサウス・プレインズ短期大学に入学。同大学ではチームを短大リーグ優勝に導くなど、目覚ましい活躍を見せました。

2013年には、名将ラリー・ブラウンがヘッドコーチを務める南メソジスト大学（SMU）に編入。2014-15シーズンにはNCAAトーナメントに出場し、UCLAと対戦しました。このシーズン、モレイラは所属するアメリカン・アスレチック・カンファレンス（AAC）の2ndチームに選出されるなど、充実したシーズンを送りました。

しかし、2015年のNBAドラフトでは指名を受けることができませんでした。同年夏のNBAサマーリーグには、ロサンゼルス・クリッパーズの一員として参加しましたが、9月に左足を骨折。トレーニングキャンプ契約を結ぶこともできず、11月にフランスで再デビューすることになりました。

2016年夏のNBAサマーリーグには、トロント・ラプターズの一員として参加。8月11日にトレーニングキャンプに関する契約を結び、開幕ロースター入りを目指しましたが、シーズン開幕前に解雇。10月30日には傘下のラプターズ905に送られ、NBA入りを目指すこととなりました。

アンゴラ代表としての活躍

モレイラは、アンゴラ代表としても活躍しています。2008年にエジプトで開催されたFIBA U-18アフリカ選手権でユース世代の代表に招集され、準優勝を経験しました。2014年には、FIBAバスケットボール・ワールドカップでフル代表デビューを果たしました。

プレースタイルと評価

モレイラは、恵まれた体格と運動能力を生かしたプレーが持ち味の選手です。インサイドでの得点能力が高く、リバウンドにも積極的に絡みます。また、ディフェンスにおいても、相手の動きを予測し、効果的なブロックショットを放つことができます。

NBA入りは果たせなかったものの、その才能は高く評価されており、今後の活躍が期待されています。

外部リンク

SMU bio
Moreira's FIBA archive profile

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